やっぱり新種牡馬は選択の妙味あり✨

おはようございます。

牡馬、牝馬ともに春のクラシック第1戦が終了しました。

勝った馬のプロフィールを改めて整理しましょう💡

桜花賞

スターズオンアース

馬主:社台RH 生産:社台F 厩舎:高柳瑞(美浦) 募集額:2,800万円(70万円×40口)

ドゥラメンテ(現3歳世代が産駒2世代目)

母サザンスターズ(母父 Smart Strike)

皐月賞

ジオグリフ

馬主:サンデーR 生産:ノーザンF 厩舎:木村哲(美浦) 募集額:3,200万円(80万円×40口)

ドレフォン(現3歳世代が産駒初年度)

母アロマティコ(母父 キングカメハメハ)

今年のクラシック1冠目を制したのはどちらも種牡馬としての歴が浅い馬の産駒でした。しかもどちらもクラブ所属の馬です✨

ドゥラメンテは2世代目ですがスターズオンアースの募集時にはまだ産駒はデビューしておらず、未知の部分が多い状況です。もちろんドゥラメンテはかなり期待されていた種牡馬だったので集められた繁殖も上質だったのは間違いありませんが、ある意味種付けをする段階の生産側も募集するクラブ側も出資する出資者側も誰もが実績のある種牡馬の産駒よりもある程度リスクを取る必要があります。

それは現3歳世代が初年度産駒になるドレフォンの仔ジオグリフも同じですし、初年度は尚更リスクが大きいです。産まれてきた仔馬もまだ見ていない訳ですから。牧場側からすればそれでも期待して種付けをしていますのでかなりのリスクを取らなければなりません。

ただ我々出資する側はある程度のリスク軽減の恩恵を受けています。それが“募集額”です。

わかりやすいサンプルを私の出資馬で出してみたいと思います。

それが出資馬ヴァイスメテオールと非出資馬イクイノックスの兄弟です。

ヴァイスメテオール(父キングカメハメハ)

年齢:4 厩舎:木村哲 募集額:5,500万円

募集時測尺→ 馬体重:448kg 体高:153.0cm 胸囲:175.0cm 管囲:21.0cm

イクイノックス(父キタサンブラック*初年度)

年齢:3 厩舎:木村哲 募集額:4,000万円

募集時測尺→ 馬体重:439kg 体高:158.0cm 胸囲:177.0cm 管囲:20.7cm

年齢は1歳違いで厩舎も同じ、測尺を見ても大きな差は無いと思いますが、募集額は兄のヴァイスメテオールの方が1,500万円高くなっています。イクイノックス募集時はヴァイスメテオールはデビューしていませんし、姉のミスビアンカは1勝馬でしたからそこまで母系の評価も加わってないでしょうし、この値段の差は単純に種牡馬の実績の差だと考えられます。

ヴァイスメテオールの父キングカメハメハは言わずと知れた大種牡馬ですが、イクイノックスの父キタサンブラックはこの世代が初年度産駒。馬産地での産駒の評価は高かったですが、デビュー前ということでこれくらいに据え置かれたのでしょう。

この2頭はどちらも重賞を制していて成功している訳ですが、例えば同じだけの賞金を獲得していたとしても募集額の差でイクイノックスの方が回収率は高くなります。もちろんイクイノックスが活躍したから言えることではあるのですが、おそらくキタサンブラック産駒も今年以降の募集馬は値段は上がるのでは無いでしょうか?そう考えると同じだけの回収率を得ようと思うとハードルが高くなります。

そう考えるとやはり出資する立場としては初年度、2年目の産駒で良質の繁殖牝馬がつけられている種牡馬の産駒を狙うことでそこまで大きなリスクを背負うことなく、大当たりを引くチャンスが高まるということでは無いでしょうか?

しかもまだ大物を輩出していない若い繁殖牝馬の仔であれば募集額が据え置きになりがちですから、ますます大当たりを引いた時の回収率へ与えるインパクトは大きいです。

ですので個人的には今年の募集においては

①新種牡馬、2年目種牡馬の産駒

②産駒から重賞勝ち馬が出ていない若い繁殖牝馬の2-5番仔

この辺りを狙ってスクリーニングをしてみたいと思います✨

*写真の掲載についてはシルクホースクラブより許可を得ています。

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