アレナドがカージナルスへトレード

https://www.mlb.com/cardinals/news/nolan-arenado-cardinals-trade

おはようございます。

ずーっとトレードが噂されていた、というか本人が希望していたノーラン・アレナドですが、1対5のトレードでカージナルスへ移籍しました。合成のユニフォーム姿を見ただけですが、一目で「かっこいい!」と思いました。似合ってますよね。カージナルスは内野の両コーナーにゴールドグラバーのスター選手を置くことになります。

アレナドは昨シーズンは御多分に洩れず成績を落としましたが、MLB通算8年でAVG.293 HR 235 など輝かしい成績を残しています。主軸を打つ打撃スキルが注目されますが、守備はえげつないです。どんな体勢からでも正確なスローイングをしてきますし、デビューから8年連続ゴールドグラブ、2017年から4年連続プラチナグラブというとんでもない記録も持っています。もともと固い守備を心がけていたカージナルスとしては守備の防御点ということを考えても大きな補強でしょう。超大型契約の途中での移籍となりますが、年俸の一部はロッキーズが負担するようです。そしてさらに1年の契約延長(2027年まで)+2021年、2022年のオプトアウトの権利をアレナドは獲得しました。アレナドはコメントで「長くこのチームに残るつもり」という発言もしています。

トレード相手の5人は

LHP Austin Gomber, INF Elehuris Montero, RHP Tony Locey, INF Mateo Gil and RHP Jake Sommers

の5人です。

Gomberは2018年にMLBデビューしていて、通算7勝の27歳。2020年シーズンは主に中継ぎでERA 1.86でした。それ以外はMonteroがプロスペクトランキング8位、Loceyが19位、Gilが22位、Sommersはランク外の選手です。カージナルスとしてはTOPプロスペクトを放出することなくアレナドを獲得しました。

対するロッキーズはアレナドの希望も受け入れてトレードに至りました。トッププロスペクトを獲得できなかったのはちょっと残念な結果かもしれません。ロッキーズにはもう一人トレードが噂されるトレバー・ストーリーがいますが、こちらの放出は否定していて、完全なリビルド体制には入らないとのことです。NL Westはドジャース、パドレスが強力ですから難しい舵取りを選択しましたね。ただシーズンの状況次第ではファイヤーセールもあるかも?

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