ゴドルフィン血統への憧れ〜ダーレー・ヨーロッパ編 延長戦〜

  • 2021年10月16日
  • 競馬

おはようございます。

前回が最後の予定でしたが、Dalham Hall Studには紹介したい種牡馬が多すぎました。

フランスのHaras du Logisはちょっと小粒なので省略でアイルランドのKildangan Studの種牡馬について紹介したいと思います。

オーストラリア編でも紹介しかけたのがBlue Pointです。こちらは生産はゴドルフィンではありませんが、セールでの購入でゴドルフィンの馬として走っています。競争成績は20戦11勝でG1 4勝のスプリンターになります。父Shamardalで短距離馬ですから2歳戦から活躍したのかと思いきやこの馬はキャリアの晩年に輝いた馬です。初めてのG1勝利が4歳時の5FのG1 King’s Stand Sで5歳時にはドバイで始動してG1 Al Quoz Sprintを勝利し、その後アスコットでG1 King’s Stand Sを連覇し、同じくアスコットの6FのG1 Diamond Jubilee Sも勝利して5歳時は5戦5勝として引退します。すごいのが5歳のKing’s Stand SとDiamond Jubilee Sの間隔です。

2019.6.18 King’s Stand S → 2019.6.22 Diamond Jubilee S

なんと中3日😵❗️同一年でのスプリントダブルを達成しました。地方競馬でもあり得ないローテーションですね。

当然スピードはありますから日本のスプリント界でも産駒は十分活躍できるのではないでしょうか?ちなみにオーストラリアでシャトル種付け馬としても繋養されています。

続いては日本の方もお馴染みGhaiyyathです。2019年の凱旋門賞に出走し、エネイブルのライバルとも言われていましたが、勝ったのはヴァルトガイストでした。この馬もセール購入馬です。意外とゴドルフィンは自家生産以外でも活躍馬を出しているのが今回の発見です。Ghaiyyathの競争成績は13戦9勝 G1 4勝をあげた逃げ馬です。期待はされていたのですが怪我で3歳シーズンを1戦のみで終えましたが、4歳時のドイツの12FのG1 Grosser Preis von Badenで圧巻のパフォーマンスを見せます。後続に14馬身の差で圧勝。凱旋門賞は外枠も響いて敗れましたが5歳になってもInternational S、Eclipse S、Coronation CupとG1を3連勝。Eclipse Sではエネイブルに勝ち、Coronation Cupではコースレコードで勝利と古馬になって強さを発揮した馬でした。2020年のワールドホースランキング1位にも輝いています。母は愛1000ギニー勝ち馬で、姉もG1ホースの良血馬です。父Dubawi×母父Galileoで活躍したのもクラシックディスタンスとなると日本の高速馬場への適性は怪しいですね。デインヒルの血なんかが入っているといいのですが…

最後にお届けするのはRibchesterです。どこかで聞いたことある名前だなぁ?と思った方は去年のシルクのカタログを開いて見ましょう。アイムユアーズⅡ2019つまり現在のベルマレットがこのRibchester産駒でしたね。どんな馬かと言えば欧州のチャンピオンマイラーです。通算成績16戦6勝 G1 4勝でその中には日本の競馬ファンにもお馴染みのジャック・ル・マロワ賞やムーラン・ド・ロンシャン賞も含まれています。現2歳が初年度産駒でまだ活躍馬は出ていません。この馬自身も3歳〜4歳と年齢を重ねて強くなりましたからこれからの活躍が楽しみです。ベルマレットも5着、4着と来ていますので十分勝ち上がりも期待できると思います。

どうでしょうか?実際ベルマレットのように海外のダーレー種牡馬の産駒が日本に持ち込まれて走っているケースはある訳ですよね❗️もちろん日本の馬場への適正については募集時にしっかりと見極める必要がありますが、皆さんも海外の1流の種牡馬に出資するチャンスがあります。これが一口の面白さですね。ダーレーさん一口始めてくれませんかね?今回色々調べて改めてそう思いました。Too Darn HotPinatuboあたりは募集されそうな気がしなくもないです❗️

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