ワールドシリーズ終了と2022年総括

  • 2022年11月17日
  • その他

おはようございます。

ワールドシリーズが現地11/5に終了して、ヒューストン・アストロズが2017年以来のワールドシリーズ制覇を達成しました。

監督のダスティ・ベイカーは2000勝以上挙げている監督の中で唯一ワールドシリーズには縁のない監督でしたが、73歳にしてワールドシリーズ初制覇✨サイン盗み問題で揺れていたアストロズの監督に就任した際にはまさに火中の栗を拾う状況でしたが、そんな”間違い”を犯さなくても「アストロズは強い」ということを見事に証明して見せました。

今回のシリーズ、そしてALCSでもMVPを獲得したジェレミー・ペーニャはまさにベイカー政権の象徴と言える選手ではないでしょうか?昨年までのアストロズの正遊撃手といえばカルロス・コレア(ツインズFA)でした。走攻守3拍子揃った選手でリーダーシップもあり、まさに”要”と言える選手でした。その後釜に抜擢されたのが24歳のペーニャでした。

2018年のアストロズ3巡目視名のペーニャはドミニカ共和国出身で、父のジェロニモ・ペーニャも1990〜1996年にSTL、CLEでメジャーリーガーとしてプレーしていました。

今シーズンのペーニャはレギュラーシーズンで136試合に出場して22HRを記録しており、100%とは言えませんがコレアの穴を十分埋めてくれました。守備はエラー19個とまだまだ改善の余地はありそうですがルーキーですからしょうがないです。そしてポストシーズンではさらに輝きが増し、打率.345でOPSは1.000超え、HR4本と大活躍。ワールドシリーズでは打率.400を記録し、ルーキー野手としては史上初のワールドシリーズMVPに輝きました🏆

敗れたフィリーズは打線はアストロズと引けを取らない豪華な布陣でしたが、やはり懸念していた投手陣、特に救援陣が機能しませんでした。アルバラード、ドミンゲスに頼りきりでは苦しくなってきますよね…。

MLBのシーズンを総括すると、個人的にはパドレスがよく頑張ったかなと思います。レギュラーシーズンはタティスJr.の不在からどうも迫力に欠ける打線でしたが、マチャドが牽引してくれましたし、トレードで獲得したファン・ソトがいてくれたことで厚みが増しました。来年はタティスJr.が前半戦で復帰できる見込みですから

1番 タティスJr. 2番 ソト 3番 マチャド

なんていう夢のようなドミニカン打線が組めるかもしれませんね💡

今シーズンはレギュラーシーズンではドジャースにかなり離されましたが、ポストシーズンで共にレギュラーシーズンで100勝以上の勝ちを挙げたメッツ、ドジャースに勝利して番狂わせを演じました。結局ドジャースに離されすぎたことでワイルドカード争いに集中できましたから、メッツvsブレーブスのように最後までレギュラーシーズンの順位を争って疲弊ということもありませんでした。

今シーズンはア・リーグはアストロズ一強、ナ・リーグが混戦という構図でしたが、観ている分にはナ・リーグがかなり面白かったですね。

既に来シーズンに向けたオフシーズンの戦いが進んでいますが、パドレスとしては先発1-2枚、セットアッパー含む中継ぎ2枚位、強打の1Bが欲しいところです。1Bはジョシュ・ベルの価値が下がっているので思い切って再契約なんて話もあるようですが、スイッチヒッターですし、ポストシーズンではそれなりに打ってくれていたので悪くない話かもしれません。セットアッパーのロベルト・スアレス、スイングマンのニック・マルティネスの再契約は大きいですね!

お願いなのでJSPORTSさんには来シーズンはもっとパドレス戦の試合中継を増やして欲しいですね。せっかくダルが投げるのに中継なしは悲しすぎます。

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