先週の気になる馬【10/29-30】

おはようございます。

10月の最終週、古馬の最高峰天皇賞・秋や暮れに向けて重要な一戦が行われました。今週はJBCもありますね💡

スワンステークス 阪神 芝1,400m

勝ったのは岩田康騎手騎乗の4番人気ダイアトニック(牡7・音無)でした。好スタートで先行、直線入口では内外から挟まれて包まれた状態になり、抜け出せないようにも見えましたが、そこからスッと下げて進路を確保して外に持ち出して脚を伸ばし、逃げ馬を捉えます。最後も迫る相手を抜かせませんでした。

これで本馬は2度目のスワンステークス制覇ですが、前回は京都で行われた2019年のレースでしたので異なる競馬場で同一のレースを制するという珍しいケースですね。これで重賞3勝目になります。非ノーザンF生産のシルク募集馬で、ここまでの活躍。凄いですね。

岩田康騎手もこれで今年のJRA重賞7勝目。2桁までは難しいかもしれませんが、残り2ヶ月。2015年以来の2桁JRA重賞勝利なるでしょうか?

アルテミスステクース 東京 芝1,600m

勝ったのは坂井騎手騎乗の3番人気ラヴェル(牝2・矢作)でした。スタートでダッシュがつかずに後方2番手でレースを進め、直線では外から上がり33.0の末脚を繰り出して差し切り勝ちを決めました。矢作厩舎からまた面白い存在が出てきましたね。

本馬の父はキタサンブラック、母はサンブルエミューズで半姉は今年の牝馬クラシック皆勤賞のナミュールです。姉はオークス3着、秋華賞2着でG1のタイトルには惜しくも届きませんでしたがエリザベス女王杯に出走するようですし、ラヴェルの阪神JFとどちらが先にG1制覇できるでしょうか?半兄ヴェスターヴァルトもJRA4勝ですから本当に優秀なお母さんですね。キャロットとしたらネクスト シーザリオ、ネクスト ラドラーダになるような繁殖が欲しいところですが、もうその域に一歩のところまで来てますね。

募集額3,000万円は一発回答で回収できましたね💡個人的には昨年の募集時に6位評価でしたが、どうせ無理だと思って最初から候補からは外していました。サンデー3×3を持っているのも気になっていたのですが、今後激しい気性が表に出てこなければいいですね。

天皇賞・秋 東京 芝2,000m

勝ったのはC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡3・木村哲)でした。大逃げを打ったパンサラッサをゴール前で豪快に差し切り、G1初制覇🏆✨春のクラシック連続2着でしたから、その鬱憤を晴らす勝利でしたね。

血統は今シルクで最も勢いのある血統である母シャトーブランシュの血統。そして父は天皇賞馬であるキタサンブラックです。父と同じ馬番での勝利ということでスタート前からこのストーリーは描かれていたのではないか?と思ってしまいますね。

キャリア5戦目での古馬G1制覇は史上初の出来事になります✨

キタサンブラックは初年度産駒から後継馬を見つけましたね!そして2日連続での産駒重賞勝利です!

先週はシルクとキャロットで重賞を制圧しました🔥クラシックはノーザンFが不調でしたが、ここから巻き返しですね。

*写真の掲載についてはシルクホースクラブより許可を得ています。

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