先週の気になる馬【12/24-25】

  • 2022年12月25日
  • 競馬

おはようございます。

先週は有馬記念Weekで明日がホープフルSです。やはり有馬記念で終わる1年が良いような気がまだしている30代です😂

中山大障害 中山 芝4,100m

勝ったのは五十嵐騎手騎乗の5番人気ニシノデイジー(牡6・高木)でした。最終周回の向正面で先頭に立つとそのまま押し切り勝ち。障害転向4戦目にしてJG1を制覇となりました🏆2歳時には札幌2歳S、東スポ杯2歳Sと重賞を2勝し、ホープフルSでもサートゥルナーリアの3着に入っています。その後の平地競走ではなかなか成績が上向かず、昨年は全て2桁着順でした。障害入り後は2戦目で勝ち上がり、前走で秋陽ジャンプSで2着に入っていますが重賞にも出走していなかったのでここで足りるだけの力があるか?が鍵でしたが、見事不安を払拭しましたね。

父はハービンジャーで、ハービンジャー産駒初のJG1制覇となりました。産駒のG1制覇もノームコアの2019年ヴィクトリアマイル以来ですから久々の勝利です。私はハービンジャーを応援して、よく産駒にも出資しているので嬉しいですね。

このレースはオジュウチョウサンの引退レースでもありました。11歳ですから、よく頑張ったとしか言えないですね。この後は故郷の坂東牧場で種牡馬入りするとのこと。種付け料は100万円になるということですが、需要はどうなんでしょうか?ほぼPrivateの種牡馬なのか?欧州のような障害専用の種牡馬というのは競走システム上難しそうですしね🤔

阪神カップ 阪神 芝1,400m

勝ったのは岩田康騎手騎乗の1番人気ダイアトニック(牡7・安田隆)でした。中団から進めて、最後は前年の覇者であるグレナディアガーズとの叩き合いを制してスワンステークスに次ぐ重賞連勝。重賞は通算5勝目となりましたが、そのうち4勝が1,400mでしたのでまさにスペシャリスト。もし日本にも1,400mのG1があれば…と思ってしまいますね。

配合については過去に何度も触れているので割愛しますが、父がロードカナロアで母父サンデーサイレンスと日本ではちょっと飽和気味の血統ですが、この後はオーストラリアに渡って種牡馬入りすることが決定しています。短距離で強かった馬ですし、向こうでは貴重な血統でしょうから需要は大きいでしょうね。

有馬記念 中山 芝2,500m

勝ったのはルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡3・木村哲)でした。中団後方からのレースでしたが、勝負どころの3〜4コーナーにかけての動きが1頭だけ違いましたね。楽な手応えでタイトルホルダーを捕まえて、後は突き放すだけ。迫るボルドグフーシュも振り切ってG1連勝。3歳馬ながら天皇賞・秋、有馬記念の2つの古馬G1を制覇しました。皐月賞、ダービーも2着でしたし、年度代表馬は確定でしょうか?

血統はもはや触れる必要もないでしょうが、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母父キングヘイローです。半兄に私の出資馬だったヴァイスメテオールがいます。まさかこんな弟が出てくるとはヴァイスの募集当時は信じられませんでしたが、兄の無念を弟が晴らしてくれました。

ヴァイスの出資が決まったときには「母父キングヘイローなんて活躍馬皆無だ!」と色々書かれていましたが今となっては完全にトレンドですからね💡

種牡馬入りは間違いないでしょうし、キタサンブラックの血が後世に残るのは間違いなさそうです。

*写真の掲載についてはシルクホースクラブより許可を得ています。

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