先週の気になる馬【2/19-20】

  • 2022年2月20日
  • 競馬

おはようございます。

先週は今年初のJRAG1フェブラリーSを含めて4つの重賞が土日で行われました。

ダイヤモンドS 東京 芝3,400m

勝ったのは菱田騎手騎乗の2番人気テーオーロイヤル(牡4・岡田)でした。直線早めに抜け出すと最後は手綱を緩める余裕もあり、2着に2.1/2差をつけての優勝となりました。この名物マラソンレースを制したことで天皇賞・春でも人気を集めそうです。何と言ってもこれで4連勝ですからね✨

血統表を見てみると父はリオンディーズで半兄は昨年のみやこSを制したメイショウハリオです。母父マンハッタンカフェは昨年BMSで初の1桁順位の9位にランクインし、JRA重賞7勝を上げました。母父キングヘイローも熱かった昨年ですが、実はマンカフェも熱かった訳で、今年も早々に結果を出してくれました。

京都牝馬S 阪神 芝1,400m

勝ったのは岩田望騎手騎乗の5番人気ロータスランド(牝5・辻野)でした。岩田望騎手は重賞初勝利、馬は昨年の関屋記念以来の重賞勝利となりました。早めに抜け出して最後は1番人気のスカイグルーヴの急追を凌ぎました。

父のPoint Of Entry自身は芝12FのG1ホースで、日本ではエアサージュが中長距離路線で走り、今は3勝クラスに所属しています。その弟のエアアネモイも芝2,000mで新馬勝ちを挙げています。この2頭は父の影響を大きく受けているようですが、ロータスランドはマイル付近の距離で好成績を挙げています。

近親には目立った活躍馬はいませんが、この馬から母系が発展していく可能性は高いですね。米国産で日本の主流血統は入っていませんからね。

小倉大賞典 小倉 芝1,800m

勝ったのは横山和騎手騎乗の1番人気アリーヴォ(牡4・杉山晴)でした。これでJRA重賞の1番人気の連敗は18で止まりました。愛馬のヴァイルメテオールも出走していたので、負けるならアリーヴォかな?と思っていたらその通りでした。アリーヴォは小倉5戦5勝と完全なる小倉巧者ですね✨

父ドゥラメンテの産駒としてもタイトルホルダー以来2頭目の重賞ウイナーですから、負けましたが、この馬に負けたならいいかと思える勝負でした。

血統的には母のエスメラルディーナは関東オークス、韓国のトゥクソムCとダートで2勝していますからこういう馬場も問題ないのでしょう。それにしても大外一気の脚は見事でした✨

フェブラリーS 東京 ダ1,600m

勝ったのは福永騎手騎乗の2番人気カフェファラオ(牡5・堀)でした。逃げたテイエムサウスダンを捉えると後続を離してゴール❗️見事に2連覇を達成しました。

昨年はフェブラリーSを制した後はパッとせず、芝も使われたりと迷走していましたが、東京ダート1,600mはこれで4戦4勝とこのコースは完全に庭になってますね。逆にその他のコースや地方では大敗するなど内弁慶なところがありますが、スピード、スタミナ共に問われるこのコースで実績があるという点では魅力の大きな馬ですね。しかもまだ5歳ですから3連覇、4連覇まで可能性があるかもしれませんね。一応BCクラシックの優先出走権は得ましたが遠征はこの馬には難しそうですね。

アメリカンファラオ産駒は頭数が少ないながらもこのカフェファラオや個性派のリフレイムなど良い馬を出していますから、やはりレベルの高い種牡馬なんでしょう。

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