2歳馬の現状Part1:レッドシュヴェルト、キープスマイリング、ハイアーレルム

おはようございます。

2歳馬が今9頭いますのでそれぞれの近況を報告します💡

レッドシュヴェルト(牡2・尾関)

馬体重473キロ
今週は坂路で14-14のペースで乗っています。まだ坂路での動きには全体的な緩さがありますが、気持ちはしっかりしていてトレーニングに向かう姿勢は前向き。最後まで集中して走りきることができています。体の使い方も徐々に良くなっており、着実な良化を示してくれています。この後もジックリ乗り込んでいきながら、パワーアップを図っていきたいところです。

尾関厩舎×レッドファルクス産駒で尾関調教師も思い入れがあるとのコメントを残してくれていた本馬。馬体重も程よい感じですが、あとは緩さを解消していけるように乗り込みですね。年内デビューはできそうな印象ですが、父と違って中距離からという話も…

キープスマイリング(牝2・武井亮)

  • 22/10/13  武井厩舎12日は軽めの調整を行いました。13日は美浦南Wコースで追い切りました(84秒4-67秒5-52秒7-38秒6-12秒4)。「先週の追い切り後も馬のコンディションを見ながらゲート練習を行っています。ただ、精神的にきつくなってきているのか、馬場入りを強く拒否するようになっているんです。苦しいかなと思うのですが、そうは言ってもまだデビュー前で調教を控えるわけにはいきませんし、競馬を目指していく以上はゲート練習も必要なので、追い切りとゲート練習を継続していかなければいけないと思っています。月曜日に坂路で時計を出した後は休みとキャンター調整にとどめて、今朝改めて追い切りました。コース追いで3頭併せを組み、道中は前で併走させました。その形にしたこともあってかかなり前向きで、抑えきれないほどの手応えで走っていましたね。折り合いはまだ大丈夫と言える範囲にもので、動きはだいぶ力強くなっています。シュッと反応できるタイプではないので、直線では後続馬にいったん交わされましたが、そこから脚をジリジリと伸ばして最終的には優勢な手ごたえで併入まで持ち直すといういい内容の追い切りをしてくれました。全体として、速い脚はなさそうですがいい脚を持続できる印象で、今日の感じからダート戦で先行できれば面白いかなというイメージを抱きました。ただ、肝心のゲートはまだ怪しいです。だいぶ我慢はできるようになっていますが、馬場入りのことも含めてあまり追い詰められてしまうようだとこのまま競馬まで行くのはいいと言えないので、今後の様子次第ではいったん放牧に出すことも考えるかもしれません」(武井師)

ゲートで寝転んで起き上がらないという大失態を犯した本馬。動き自体は悪くなさそうですが、ゲートを出ないことには勝負にならないですからね。大きな体ももう少し絞りたいですね。

ハイアーレルム(牝2・安田隆)

  • 22/10/13  安田隆厩舎12日は軽めの調整を行いました。13日は栗東坂路で追い切りました(51秒5-37秒6-24秒8-12秒6)。「今朝は坂路で併せて追い切りました。1週前になるのである程度しっかりやりましたが、4ハロン51秒5と上々のタイムをマークしてくれました。ただ、先週重めの馬場で動き切れていなかったように、まだパワー不足の面はありますから、できればきれいな馬場でやりたいところですね」(安田隆師)23日の阪神競馬(2歳新馬・芝1800m)に北村友騎手で出走を予定しています。

関西の有力馬が集まることで知られる菊花賞当日の阪神芝1,800m戦でデビュー予定の本馬。北村友一騎手も跨って調教に励んでいます。安田厩舎といえば川田騎手のイメージなので過度な期待はせずにとりあえず無事に帰ってきて欲しいですね。ここでやれればチャンスは十分あると思います。

*コメント及び写真の掲載についてはキャロットクラブ、東京サラブレッドクラブより許可を得ています。

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