2022年産で出資したい種牡馬②

おはようございます。

今日も今年出資したい2022年産の募集馬の種牡馬について考えたいと思います。

基本的に私の種牡馬の狙いは、産駒デビュー前もしくは評価が確定する前の種牡馬。つまり2022年産が”初年度産駒“、2年目産駒です💡

今日は2022年産が初年度産駒となる種牡馬についてです。

この世代の社台SS組の注目はサートゥルナーリアでしょう!競走成績は10戦6勝。特に2歳から3歳前半にかけては4戦4勝でホープフルS、皐月賞を制覇しています。ただそこからが正直尻すぼみだった印象です。ダービーはスタートでの躓きがあったものの4着敗退。しかも勝ったのが大穴のロジャーバローズでした。神戸新聞杯は勝ちましたが天皇賞・秋はアーモンドアイの6着。有馬記念はリスグラシューの2着でしたが相手は引退する牝馬でしたからね…。年明けの金鯱賞は勝利するも相手はG3級でした。そしてラストランの宝塚記念は4着。しかも勝ったクロノジェネシスからは2.1秒も離された大敗でした。こう考えると2016年産のこの世代が弱いのでは?と思ってしまいます。ただ種牡馬として大事な血統の裏付けで言うと抜群です。何と言っても母はシーザリオ。そして兄弟のエピファネイア、リオンディーズも種牡馬として活躍しています。キングカメハメハ系の父系を持つという点ではリオンディーズの方がイメージが近くなるかもしれません。個人的には競走成績だけだと△血統は◉と言う評価で、非常に難しいです。ただ今の気持ち的には「絶対欲しい!」とはなっていませんね。種付け価格は600万円→700万円→800万円と産駒デビュー前から毎年上昇中。

同じ世代のマイル王だったのが同じく社台SSに繋養されているアドマイヤマーズです。現役時代は13戦6勝。2歳時には4戦4勝で朝日杯FSを制覇。この時は牝馬ながら参戦した、のちの名牝グランアレグリアに勝利。そして3歳時は距離を伸ばした共同通信杯、皐月賞は敗れますがマイルに戻したNHKマイルカップを勝利。再びグランアレグリアを退けました。そして年末には香港で香港マイルに挑み、香港勢、そして日本のノームコア、インディチャンプ、ペルシアンナイトなどを破り日、香港でマイルG1を制しました。4歳シーズンは勝利がありませんでしたが、本格化した女傑グランアレグリアがいましたので致し方無いかもしれません。引退レースの香港マイルはゴールデンシックスティの3着でした。父はダイワメジャーで、母のヴィアメディチは愛国生産で仏国のG3勝馬。祖母のVia Milanoも仏国のG3を勝利しています。母父のMedicianもマイル〜2,000mで活躍した馬ですし、本馬の産駒もマイルを中心にして配合次第で2,000m付近まで対応できる馬が出てくるのでは無いでしょうか?ダイワメジャーの父系としては孫の世代は繁栄しておらず、本馬と現役のセリフォスあたりが種牡馬として活躍してくれないと途切れてしまいますから、頑張って欲しいですね。ダイワメジャーの産駒は2歳戦から活躍してくれますし、成績が落ちたところからもう一度グイッと古馬になって上げてくるので2度楽しめます。種付け価格は300万円→250万円→250万円と下がって据え置き。豪州でシャトル種牡馬としても種付けしているようで、タフですねぇ✨

ダート路線での注目はルヴァンスレーヴでしょう。通算は10戦7勝ですが、3歳までの成績は8戦7勝2着1回とほぼ完璧な成績。川崎、大井、盛岡、中京でG1を4つ持っていきました。4歳、5歳のシーズンを怪我で順調に使えなかったのが惜しいですが、順調ならもっと多くのタイトルを獲得していたでしょう。父シンボリクリスエス、母父ネオユニヴァースの競走成績だけを見れば芝でもと思いますが、この2頭の種牡馬はダートで良い仔を良く出していますね。母系にもチュウワウィザードがいる血統ということで産駒もやはりダートかな?と思わせますね。大人気の種牡馬で”満口”続き。個人的には今までは完全にダートという馬より芝もダートもいけるという馬が理想と考えていました。ただダート三冠路線が整備されたので狙っていく手もあります!種付け価格は150万円→250万円→300万円と上昇中です。

輸入種牡馬ではシスキンとナダルがいますが、個人的に注目したいのがナダルの方です。名前のインパクトもありますが、競走成績も4戦4勝。G1勝利はアーカンソーダービーのみですが、そのアーカンソーダービーは過去10年での最速タイムでした。COVID-19の影響で開催時期が通常と異なることも影響はあると思いますが、その影響でこの年のアーカンソーダービーは分割開催になりレベルの高い馬が集まりました。その中で最後は流していましたから、そのポテンシャルは素晴らしいものがあります。残念ながら故障でそのまま引退となりましたが、無事でいたらケンタッキーダービーを獲れていたのではないか?と思わせてくれます。勝っていたら社台SSで導入するのは難しかったかもしれません。父のBlameの産駒はダートだけでなく、欧米で芝でも活躍していますし、日本でもサンプルが少ない中でランドネがG1にも出走しています。しかもこの馬のスピードのポテンシャルがありますから、ダートもそうですが、日本の芝でも十分対応できるのではないでしょうか?ロベルト系も日本の芝での実績豊富ですからね。気になるのは牝系です。あまり活躍馬がいないんですよね…そこは減点しなければいけませんね。

あとは非社台SS組ではフィエールマンが気になっています。ディープインパクト産駒の中では珍しい長距離のG1に成績が偏っている種牡馬です。菊花賞、天皇賞・春×2回というG1 3勝は平成初期を彷彿とさせます。ただ天皇賞・秋でアーモンドアイと0.1秒差の2着もありましたし、使い分けがなければ十分中距離路線でも結果が出せたのではないでしょうか?春のクラシックに出走できていなかったので、その点は早期から結果を出したい人にとってはちょっと狙いにくいかもしれません。ただ母はイタリアG1ホースですし、兄弟もコンスタントに勝利を挙げています。昨年のアルアイン産駒の募集のような感じでしょうか?数頭でも各クラブで募集があると良いのですが…

以上をまとめて、2022年産が初年度産駒となる種牡馬では

◉ナダル ◯フィエールマン ▲アドマイヤマーズ(牝馬なら上位に!) △ルヴァンスレーヴ

としたいと思います。

ここで1番注目されているであろうサートゥルナーリアを切ってみて競合をなるべく避けてみたいと思います。ナダルのポテンシャルに期待したい✨そしてできれば早期から活躍してクラシックを目指せるような馬が出て欲しいですね。できればクラシックを狙いたいので牝馬ならアドマイヤマーズ産駒でも良いかな?と思いますが牡馬クラシックを狙うことを重要視してフィエールマンを上位にとります💡

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