おはようございます。
現3歳世代が初年度産駒になるサトノクラウン(牡11)ですが、先日3/5の弥生賞ディープインパクト記念でタスティエーラ(牡3・堀)が勝利して産駒重賞初制覇となりました。
ファーストシーズンサイアーランキングでは遅れをとっていましたが、重要なクラシックのトライアルで勝ち馬を輩出しました。複数勝利を挙げている馬はまだ2頭と少ないですが、今後さらなる活躍馬が出てきて欲しいですね。
そのサトノクラウンは現在社台SSで繋養されていますが、種付け頭数が下降線⏬です。
*( )内は生産頭数
2019年 207頭(128頭)
2020年 135頭(91頭)
2021年 93頭(66頭)
2022年 78頭
3年目、4年目は種付け頭数が落ちるというのは世の常ではありますが、初年度の半分以下の頭数になってしまっているのは心配です。繁殖牝馬の質も落ちていることが想定されるので2021年、2022年種付けの産駒(2022年、2023年産)は厳しい成績が想定されますね。
ちなみに同じサトノ軍団で社台SSで繋養されていて現3歳世代が初年度産駒となるサトノダイヤモンドは⏬
2019年 144頭(97頭)
2020年 145(94頭)
2021年 134頭(95頭)
2022年 143頭
この4年の種付け頭数は一定のラインをキープしています。
リアルスティールも150-170頭をここ4年でキープしていますし、昨年ファーストシーズンリーディングサイアーに輝いたマインドユアビスケッツも3世代目は90頭台に落ちましたが、昨年は110頭まで戻しています。サトノクラウンはこの4頭の中では1番種付け価格が安く2023年は150万円となっていますからもっと頭数を集めても良さそうですが、ちょっと重めの血統が敬遠されているのかもしれませんね。ただタスティエーラがクラシック戦線に乗ってくるでしょうし、2,000mの重賞を勝てたというのは今後の人気にもつながってくるのではないでしょうか?
2022年産は66頭しか生産頭数がいないということでクラブに回ってくることはほぼ無いでしょうが、もし出てきてくれたら検討したいですが、成績を考えると3世代目で落ちるところでもあるので何とも言えないところですね…
初年度産駒にもっと頑張ってもらってお父さんの人気を上昇させて欲しいですね✨