おはようございます。
今日はイタリア旅行記の第3弾ということでフィレンツェ編をお届けしたいと思います。「花の都フィレンツェ」は今回の私の旅の目的地の一つになります。
目的の1つはダヴィンチ・コードの第3作目である「インフェルノ」でメインの舞台になった場所ということで、その場所を巡ること。
そして2つ目はなんといってもウフィツィ美術館🖼の見学です。ルネサンスの名画が数多く収蔵されており、美術好きにはたまらないスポットになります。
まずはフィレンツェといえばのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂⏬
この半円球のドゥオーモが有名ですが、隣に立つジョットの鐘楼とサン・ジョヴァンニ洗礼堂も有名です。写真がいっぱいになっちゃうので今回は載せませんが、ぜひ皆さんにも行って欲しいスポットですね。中には時間の関係で入りませんでしたが、外観だけで十分迫力を感じられました。
そして次がヴェッキオ橋⏬
2回は今は閉鎖していますがヴァザーリの回廊があります。こちらはウフィツィ美術館からの風景です。実際に橋の上も歩いてみましたが貴金属店だらけで、夜は煌びやかでした。
続いてヴェッキオ宮殿⏬
他の観光スポットと違ってこちらは閑散としていましたが、時間帯がたまたま良かったのかな?ほぼ独り占め状態でした。ここは「インフェルノ」でかなり鍵になるアイテムが2つ。撮影禁止🈲で写真を撮る事ができませんでしたが、注目はメインの「500人広間」にある「アンギアーリの戦い」です。レオナルド・ダ・ヴィンチが途中で諦めてヴァザーリが完成させた壁画ですが、今見えているヴァザーリの壁画とダ・ヴィンチの壁画との間に空間があり、二重の壁画になっているとのこと。そしてヴァザーリのこの壁画の中には“CERCA TROVA“(探してみつけよ)という映画のキーワードになる言葉が書かれています。かなり小さいですが、私も見つける事ができました。
もう一つのビッグアイテムは物語の鍵を握る「ダンテのデスマスク」です。私もすっかり忘れていたのですが、帰り際に見つけてビックリしました!写真を撮影できないのが残念すぎます…ダンテのなんとも言えない表情が印象的でした。
そしてお昼はトスカーナ地方の名物である⏬
Tボーンステーキを食べました。こちらは1.2kgですが、2人で普通に食べ切れました。危なく付け合わせをいっぱい頼んでしまうところでしたが、そこは回避して正解でした。お隣のフランス人🇫🇷の方は1人で1kgのTボーンをペロリと食べていました。
店員さんも男性店員さんが非常にフレンドリーで良い体してるねぇと褒められましたw
英語も通じますが、各国の言語のメニューもあって観光客向けなんでしょうが、地元っ子もいたので安心しました。
次はウフィツィ美術館⏬
有名なものだけ簡単に紹介💡興味がある方はぜひ直接行った方がいいです!
まずはレオナルド・ダ・ヴィンチの作品から。
こちらは工房の師匠であるヴェロッキオとの共作になります。中央のキリストと右のヨハネに比べると左下の天使の画風が明らかに違いますね。この部分がレオナルドが描いた部分と言われており、レオナルドの才能に驚愕した師匠のヴェロッキオは以後筆を持たなくなったと言われています。
こちらはレオナルドのデビュー作とも言われていますね。空気遠近法が使われていたり、大天使ガブリエルの羽がリアルな鳥の羽を模していたりと才能が早くも伺えますが、右側のマリアの右手が明らかに長いのがまだ初期の作品ということを表していますね。
こちらは未完の作品で、色がほとんど入っていません。それでも人々の表情などから繊細な描写がよくわかります。修復前は黒ずんでよく見えなかったようですが6年の修復作業で明るい絵に蘇りました。右端に描かれているのがレオナルド本人だとも言われています。
その他の有名なところだと⏬
などなど教科書でもみたことがあるような作品が山ほどありました。ツアーの中では約1時間の見学。そしてその後は各自フィレンツェを散策という感じでしたが、私はトータル3時間ほどここに滞在して全ての作品を眺めてきました。もし美術作品に興味がある方なら絶対に行ったほうがいいおすすめの美術館です。
次回はローマ編をご紹介できればと思います。