デビュー戦で2着だったキャロットのトロワヴァレー(牡2/吉岡)ですが、年内の出走ではなく年明けの競馬を目指して調整中です。
24/11/19 NFしがらき周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「先週こちらへ到着しており、馬体に異常がないことを確認して周回コースと坂路で乗り出しています。今朝は坂路でハロン17秒ペースでサッと乗りましたが、特に動かした感じは問題ありません。まずはこのままリフレッシュさせていきたいと思います」(NFしがらき担当者)
24/11/26 NFしがらき周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続き周回コースと坂路で普通キャンター程度の調教を行っています。乗りながら馬体重も増えており、疲れは抜けてきている印象です。長い休養にはならない予定ですし、このまま緩めずに動かしていきます。馬体重は478キロです」(NFしがらき担当者)
24/12/3 NFしがらき周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは坂路で普通キャンターから終い13秒まで伸ばすなど、積極的にメリハリをつけた調教を消化しています。体調もいいですし、ここまで気になるところはなく調整できていますので、厩舎サイドと話をしながら今後のメニューを考えていきたいと思います」(NFしがらき担当者)
24/12/10 NFしがらき周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路では週に1回2本登坂も取り入れて、14-14を織り交ぜるなどさらにしっかり負荷を上げてきました。厩舎サイドとは今週中にも移動させる方向で話をしており、こちらもそのつもりでいつ声がかかってもいいように進めていきます」(NFしがらき担当者)
24/12/18 吉岡厩舎18日は栗東坂路で追い切りました(56秒2-41秒1-26秒9-13秒4)。「年明けの競馬を目標に先週帰厩させています。今朝は坂路で併せてサラッと時計を出しました。この放牧明けから結構前向きさが出ていて、動きも軽いですね。週末もしっかりやってみて、状態次第では1週目から使っていくことも考えていきます」(吉岡師)
前走は先行して最後は末脚を伸ばすものの勝ち馬からは離れた2着に終わりました。
レース後のC.デムーロ騎手のコメントだとまだトモが甘くしっかりと走れていないということでしたが、それでも2着まで来れたのは能力ということでしょう。
どこを使うのか?ですが、12/12に帰厩したので12月末か1月頭に使うのは間違い無いだろうな?と思っていましたが、1週目から使っていくということになりました。
1週目に組まれているのは中京芝2,000mのレースが1/6に予定されています。2週目以降も中京で中距離のレースは組まれているので調整の進度具合ではそちらにスライドもあるでしょうね。
とりあえずこの世代で一番期待している牡馬ですから、早く勝ち上がって春のクラシック路線に駒を進めてもらいたいですね。
前走の勝ち馬エコロディノスはその後の出走は無いのでどれくらいのレベルの新馬戦だったのか測りかねますが、3着だったコジオスコは2戦目で2番人気6着に敗退とちょっと心配な感じもあります。ただ一応その0.4秒前にゴールしているので…