なんとなくまぁそうなるだろうなぁと思ってはいたのですがキャロットのハートループが池添学厩舎から小椋研介厩舎に転厩となりました。
ノーザンお抱えの池添厩舎では流石にハートループの現状だと残れないですよね。とは言え毎回特に工夫も無いままにレースを走っては最下位に終わることの繰り返しだったのでプラスに捉えたいですね。
- 24/3/5 NFしがらき周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は再度坂路にも入れており、ハッキングと速めを取り入れて引き続きメリハリをつけたメニューを組んでいます。周回コースでもリラックスして走れていますし、カイバをしっかり食べて体調は良好です。この馬なりにメンタル面も安定していますので、あとは実戦に行ってうまく力を出し切ってほしいです」(NFしがらき担当者)ここまで順調に調整が続けられており、中京開催を視野に近々トレセンへ移動させる見込みです。なお、今回このタイミングで環境を変えて前進を図りたいということで、池添学厩舎から3月6日付けで新規開業する栗東トレセン・小椋研介厩舎へ転厩いたします。会員の皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ハートループのここまでの成績は⬇️
中京のマイル戦で新馬勝ちして、フィリーズレビューを目指しましたが頓挫があり断念。その後は15着(最下位)→9着(1頭除外で実質最下位)→15着(最下位)と条件を変えても全く良いところがありませんでした。どうしても口が敏感でハミ受けが悪いので操縦が効かなくなってしまいます。
特に今の所何かの対策をしたという話もありませんが、この中京開催を目標にしています。芝なのかダートなのか?距離もどうするのか?転厩初戦ですから、ここは小椋調教師の手腕云々というよりもこれまでNFしがらきでどういった調整をしていたのかがわかります。その次の一戦で新調教師の手腕が試されますね。
そんな小椋調教師のプロフィールは⬇️
1982年(昭和57年)1月30日生まれ(42歳)
(出身地)愛知県
(経歴)
2006年(平成18年)4月 JRA競馬学校厩務員課程入学
2007年(平成19年)4月 栗東・境直行厩舎(厩務員)
2007年(平成19年)5月 栗東・境直行厩舎(調教助手)
2015年(平成27年)3月 栗東・松下武士厩舎(調教助手)
新規開業の調教師の方がこういった馬に対して真剣に取り組んでくれるのは間違いないと思っています。半姉のグランデフィオーレも藤岡厩舎から西園翔厩舎に転厩になってからダート1,200mで新たな一面を見せるようになり、3年ぶりの勝利を挙げました。妹のハートループにも同じような結果を期待したところですね。