サウジカップデーはキングアブドゥルアジーズ競馬場で2/23-24の期間開催。日本馬にとっても相性の良い舞台で、昨年はパンサラッサがサウジカップを勝利して高額賞金を獲得しました🏆
サウジダービー ダ1,600m
日本馬はサトノフェニックス、セットアップ、フォーエバーヤングが出走。3連勝で全日本2歳優駿を制したフォーエバーヤングが連勝を伸ばせるのか注目です。セットアップは初ダートですが芝では札幌2歳Sを制した実力があります。
リヤドダートスプリント ダ1,200m
日本馬にとってある意味1番苦手な舞台がダートの短距離。ここにはリメイク、ケイアイドリー、ジャスパークローネの快速馬3頭が参戦。リメイクはダート短距離での鬼脚が武器で父譲りの海外遠征での強さも持ち合わせています。ケイアイドリーは地方交流のダート短距離レースで結果を出しており、ジャスパークローネは初ダートながら芝のスプリントでは重賞2勝でスプリンターズS4着の実績。
1351ターフスプリント 芝1,351m
アグリ、ウイングレイテスト、バスラットレオン、ララクリスティーヌが参戦。アグリは重賞タイトルは1つですが重賞では毎回上位争い。ウイングレイテストは昨年のスワンSで10番人気ながら重賞初制覇。バスラットレオンは連覇を狙っての出走。ララクリスティーヌは昨年の京都牝馬S勝ちがあります。
ネオムターフカップ 芝2,100m
キラーアビリティ、スタッドリー、ハーツコンチェルトとクラブ馬3頭が参戦。キラーアビリティは2歳G1ホースですが昨年は不調。スタッドリーは重賞での好走は無いものケフェウスSではエピファニーの2着。ハーツコンチェルトは新馬勝ちのみで未だ1勝ですが、最強の1勝馬の返上なるか?
レッドシーターフハンデキャップ 芝3,000m
アイアンバローズ、エヒト、ブレークアップ、リビアングラスの4頭が参戦。注目の種牡馬パレスマリスの弟アイアンバローズは暮れのステイヤーズSを制しており、父は海外遠征得意のオルフェーヴル。エヒトは2年連続の参戦で、昨年は7着。ブレークアップはオーストラリアで2戦してからの参戦。昨年は天皇賞・春4着。リビアングラスは昨年の菊花賞4着。
サウジカップ ダ1,800m
メインレースのサウジカップにはウシュバテソーロ、クラウンプライド、デルマソトガケ、メイショウハリオ、レモンポップと日本ダート界のオールスターが勢揃い。G1馬が4頭ですが、G1ホースではないクラウンプライドも海外での実績がありますし、デルマソトガケはBCクラシック2着、ウシュバテソーロはドバイWC制覇と海外の猛者が集まるレースでも実績があります。個人的には国内の1,400-1,800では敵なしのレモンポップがどんなレースをしてくれるのか楽しみです。前回の海外遠征では適距離ではない1,200mだったので大敗しましたが、これが距離だけの問題なのか、遠征への適応力の問題なのか問われます。
しかしサウジカップに挑戦する日本勢とフェブラリーSのメンバーを見ると、やっぱりフェブラリーSのメンバーはだいぶ寂しい構成になってしまっていますね…何かを変えないとG2への降格ということもあるかもしれません。
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