これから3歳世代はクラシックに向けてのトライアルも始まってきますが、募集時に評価をしたシルクとキャロットの3歳馬の現在の立ち位置を確認していきたいと思います。
まずはシルクです。
ポイント上位TOP10には13頭がランクイン。
その中で勝ち上がりを決めているのは6頭。トラペジスト、シークレットキー、ターコイズフリンジ、サフィラ、フェンダー、ミネアーロの6頭が勝ち上がりを決めています。中でもシークレットキーはダートで2勝を挙げてOPクラス、サフィラはクイーンCこそ大敗したもののアルテミスS2着、阪神JF4着の実績があります。クラシックを考えるとサフィラがクイーンCで賞金を加算できなかったのは痛いですね。
上位評価で厳しい状況なのはアルレジャンです。京都芝1,800mのデビュー戦で6番人気8着。まずこんなに人気にならなかったことも衝撃。まだまだトモが甘く、動ききれていない状況なので、勝ち上がりができるかどうかの問題になりますね。最優先で外れてしまった馬ですがPOGでは指名して応援している馬なので、なんとか頑張って欲しいです。
2番手評価だったウォータースケイプはデビュー2戦で2着、4着と中距離のレースでまずますの結果を残しています。
上位評価の馬で牡馬のクラシック路線に乗りそうな馬はいませんが、牝馬ならサフィラがギリギリのラインですね…あとはシークレットキーがダート路線でどういった選択をしてくるのかですね。
一方のキャロットのポイント上位TOP10は15頭。この中で勝ち上がりはまだ5頭と1/3のみです。
シックスペンス、ルフトクス、アルセナール、エルサビオ、ログラールの5頭が勝ち上がっており、シックスペンスは2戦2勝。次走はスプリングSを予定しているとのことで、1Fの距離延長になりますが、ここで権利をしっかりと掴み取ることができれば皐月賞出走が近づきます。アルセナールも先日のクイーンCで2着に入り2戦1勝ですがG3 2着の賞金が加算されました。まだクラシック出走には心許ない賞金ですから、今後の選択肢に注目ですね。
シックスペンスは1位に評価していた馬。キャロットでは牝馬を優先して獲得する方針もあったので最優先は使いませんでしたが、牡馬でも構わないと考えていれば出資していたかもしれませんね。ちなみに最優先を使ったルフトクスもしっかりと勝ち上がってくれたので一安心です。
2番手に評価したシュヴェルトリリエは高すぎてパスしましたが、9月のデビュー戦3着。次走は未定ですが、これだけの高額馬ですから次で勝ちあがられせておきたいですね。同ポイントだったアルジャヒリも昨年末にデビューしたものの6番人気12着敗退。ソエの症状なども出ているようですが、母高齢で活力が心配されるのでその辺りの不安が的中しなければ良いのですが。
ということで現3歳のシルクとキャロットの上位評価馬の現在の勝ち上がり状況などを振り返りました。まだ重賞を活用な馬は出ていませんが、2勝馬が2頭いて、サフィラ、アルセナールが重賞2着の実績があります。両馬ともクラシックに向けてもう少し賞金が欲しいというのが本心だと思いますが重賞タイトルは近づいていると思います。個人的にはシックスペンスがスプリングSでどんなレースをしてくれるのか注目です。ホープフルSを牝馬のレガレイラが制し、ジャンタルマンタルも年明け初戦で敗退しましたのでクラシック路線は混沌としていますから、3戦3勝でそこに挑んで行って欲しいです。
そして出資馬でもあるルフトクスはダート勝ち上がりましたが、華奢な馬体ですし、ぜひ芝に再度チャレンジしてみて欲しいですし、フィリーズレビューからの桜花賞挑戦が叶うと良かったのですが、この時点で帰厩していないのでこの道は絶たれました。ダートで関東オークスを目指しましょう✨
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