今年のシルクの1歳馬募集で獲得できたのは3頭💡
その3頭について申込理由なども含めてご紹介したいと思います。
まずは募集番号3番のリリーズキャンドルの23です。
父エピファネイアの産駒にはこれまで出資した経験はありません。昨年は抽優でインターポーザーに申し込むもハズレ。今回は募集頭数が多かったことと募集価格が高かったこともあり、一般にも多くの馬が回ってきました。今年のクラシックを賑わせた種牡馬の7世代目にあたる本馬。母は欧州2歳牝馬の頂点を決める戦いの一つであるフランスG1マルセルブーサック賞を勝利。その後は伸び悩み、勝利はありませんでしたが格式高いG1を制しているというのは評価できますし、日本との相性が良いフランスでG1を制しているというのも活躍の可能性を高めてくれそうです。
正直母系に並ぶ血はマイナーなものばかりですが、母父スタイルヴァンドームはフランス2000ギニー勝ちのダンジグ系の種牡馬ということでスピードを秘めていそうですし、母母父のドルフィンストリートは1,400mのG1フォレ賞の勝ち馬で来日した1994年の安田記念ではノースフライトの3着と短距離タイプ。当時の映像を見たことがあるので懐かしいです✨そしてミルリーフの血も入っており、母系はスピードとキレがありそうです。
エピファネイアとサンデーサイレンスを持たない欧州系となるとまだ成功例はありませんが、今後はこのような配合の馬も増えてくるのではないでしょうか?スタミナタイプの母系よりは合いそうです。
管囲が19.5cmというところは若干割引きましたが既に馬体重も464kgでデビュー時には490kgくらいにはなりそう。動きが非常によく見えて、既に育成厩舎にも移動済みです。胸囲が既に183cmということで心肺機能も高そう。血統からも長い距離は難しいかもしれませんが、マイルから2,000mという牝馬のゴールデンゾーンで活躍してくれそうです。
栗田厩舎も決して上位厩舎ではないのですが、過去出資馬のサンデュエルがお世話になりました。しっかりと勝ち上がってくれましたが、喉が原因で引退してしまいました。数もそれなりに使ってくれましたし、特に不満は無かったです。
正直私のつけているポイントでは49位タイで真ん中から下の評価だったのですが、この馬は募集開始時から何故か可能性を感じていました。きょうだいは初仔のサクソンウォリアー産駒ダズリングブレイヴは勝ち上がって1勝クラスでも3着がありますし、現3歳のロードカナロア産駒ミッキーキャンドルもまだ勝ち上がっていませんが2着1回 3着2回と勝ち上がりは時間の問題。そして1つ上の全兄ダノングレイは未デビューですがセレクトセールで1億4,300万円で取引されています。ここまでの産駒は母同様の芦毛だったのですが、本場は黒鹿毛ということでこれまでのきょうだいとは違う遺伝子を引き継いでいるのではないか?と個人的には思っています。もしかするとシンボリクリスエス、クリスエスの血が強く出ている可能性もあるのかな?と思っており、きょうだい達より突き抜ける可能性に今回は賭けました。
エピファネイア産駒は狙っていたところでしたし、他のエピファ産駒はどうしてもパワー寄りに見えた中でこの人気でキレがありそうな本馬を確保できたのは良かったです✨
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