シルクのアマンテビアンコが大井競馬場で行われたダート3冠路線の第1戦 羽田盃を制しました。これで通算5戦3勝。ルメール騎手の負傷により川田騎手に乗り替わってのレースでしたが大舞台でしっかりと結果を残しました。
ちなみにこれで2021年産のシルクの馬では獲得賞金1位に躍り出ました。そんなアマンテビアンコの募集時の評価を振り返ってみたいと思います。
アマンテビアンコことユキチャンの21は私のポイントランキングでは14位タイの評価。募集時の馬体重が既に491kgで管囲が21cmと雄大な馬格を誇る馬で募集時から人気。写真を見てもパワフルさが伝わってくるものがあります。
もちろん抽優を使わなければ実績が無い出資者にとってはノーチャンス。抽優の当選確率は38.46%で上位7番目。シャトーブランシュの21ことガルサブランカと同じ確率でした。
ちなみにどんなメモを個人的に残していたかと言うと⬇️
「最近ノリに乗っている牝系。ユキチャン産駒からは牡馬の活躍馬いない。」
と言うことで血統自体の評価はしているものの牡馬というところには難色を示していたようですね。この牝系自体がソダシ、ママコチャ、メイケイエールと牝馬のG1馬、重賞馬が目立つのに対して牡馬はハヤヤッコのみが重賞勝ち馬でしたし、そもそもユキチャンの産駒自体が活躍が少ないこともあり敬遠したのでしょう。
父ヘニーヒューズということで成長曲線的には3歳前半で最初の山が来て、一旦落ちてもうひと山キャリアの後半にグイッと来る馬が多いイメージ。ということで東京ダービーはある意味チャンスでもあり、ここを取れないとしばらく不遇の時代を迎える可能性も結構あります。逆に3冠目を獲得できるチャンスは意外と少ないかもしれませんね。東京ダービーには間に合わないでしょうが、ここから力をつけてくる遅れてきた大物が例年誕生しますからね。