シルク アメリカンビキニ出走☆アメリカからの帰国初戦は初芝の紅梅ステークス☆

今日はシルクのアメリカンビキニ(牝3/斉藤崇)が紅梅Sに出走。帰国初戦は芝に初挑戦となります。

1/9 在厩場所:栗東トレセン 斉藤崇史調教師「これまでと比較すると、口向きがかなり利かなくなってしまっていたことから、昨日より小牧加矢太騎手に騎乗してもらって、角馬場でコントロールの修正を行っています。ジョッキーは『逃げ切って強い勝ち方をしているので、馬もその気になっている部分がありましたので、横木を跨らせて気を逸らしながら口向きの改善を図りました。初日は口向きの難しさを見せていましたが、時間を掛けて調整したことによって、本日は改善が見られましたし、もう少し時間を掛けてあげれば問題ないと思います』とのことでした。口向きが改善されないままレースに向かうと、ただガムシャラに走るだけになってしまう恐れがあるので、ギリギリまで角馬場主体で調整しましたが、良化してくれたのでホッとしています。馬体は仕上がりつつあるので、週末と来週の追い切りでほぼ態勢が整うと思います」

1/11 団野大 栗東坂良 51.6 – 36.8 – 24.2 – 12.3 馬ナリ

1/15 小牧加 栗東坂良 54.9 – 39.4 – 26.2 – 13.5 馬ナリ

1/15 在厩場所:栗東トレセン 斉藤崇史調教師「先週は小牧加矢太騎手に3日間ハミ受けの修正を行ってもらいましたが、スタンドで見ている限り、これまでになく良いフォームでフラットワークができていましたし、時間を掛けて調整してもらった効果は感じられました。先週末に坂路コースでしっかり負荷を掛けて追い切りを行い、その際は大成(団野大成騎手)に感触を確かめてもらいましたが、『そのまま行ってしまうと、かなり時計が速くなってしまいそうでしたので、道中は抑えるのに苦労しましたが、追い切りのスピードになると最後まで真っ直ぐ走ることができていましたし、動きはとても良かったですよ』とのことでした。そして、15日にも小牧加矢太騎手に騎乗してもらい、角馬場でひと通り馬の雰囲気を掴んでから、坂路コースで本追い切りを行ってもらいましたが、オーバーワークにならないよう15-14ぐらいのイメージで登坂して欲しいと伝えていたところ、前半からかなり行きたがっていましたね。ジョッキーは『コースに入る手前で少しゴネるところがありましたが、コースに入ればハミを取って進んで行ってくれました。ただ、時計が速くならないように制御しようとしたところ、右側へ張っていこうとして抑えるのにかなり苦労しましたね。角馬場での雰囲気とはまた違った様子で難しい一面を見せていました』とのことでした。先週末は最初から左ラチを頼って走ることができていたので、最後まで真っ直ぐ掛け上がってくれましたが、今回はコースに入るのがスムーズでなく、その影響で右ラチ沿いを走ることになってしまったため、余計に右側へ張って行ってしまったのかなと思います。コントロールの難しい部分は依然あるものの、前走と比較すると体が捻じれて走ることはなく、最後まで真っ直ぐ走ることができているので、小牧加矢太騎手に調教を付けてもらった効果はあると思います。今回は芝を試させていただきますが、ここでいい走りができれば今後の選択肢が広がると思うので、楽しみにしています」

今回が11月のBCからの帰国初戦となりますが、帰国後も順調に乗り込まれていました。

ただ口向きが悪くなってきたということで中間は小牧騎手にも協力してもらいながら横木を用いた調整を行なっており、改善も見られた様子です。

1/11には坂路でジョッキー騎乗/馬也ながら4F 51.6というタイムを記録。これをポジティブに捉えて良いのか?ガッと行ってしまっているのか?その後の最終追い切りではコントロールの難しさは相変わらず出ていたようです。だんだんとスプリンターみたいになってきている感じがしますね。

ダートの短距離路線には主だったレースも無いことから、今後の可能性を広げる為にもここに挑戦することになりました。元々斉藤先生もデビュー前からダート一辺倒の馬だとは思っていませんでしたし、動きもパワータイプというよりは素軽い動きをする馬。尚且つこの1,400mが現状一番合っているということでここを選択しました。

この時期の選択肢の少なさがダート短距離路線の馬の宿命で、選択肢が限られてしまう中でこの選択はポジティブに捉えたいですね。どうせ国内ではダート1,400m以下のレースは3/16の昇竜ステークスまでありませんし、大目標は5月の兵庫チャンピオンシップしかありませんからね。逆にここを勝利することができれば芝での賞金が加算できることで牝馬クラシック路線も見えてきます。

今回の鞍上は初騎乗の坂井騎手。国内での鞍上はこれまで松山騎手、吉村騎手、団野騎手と固定されていませんが、今回はリーディング上位の坂井騎手を起用して来ました。前につけての競馬が得意な騎手ですからスタートが決まればスピード能力の違いで思い通りの競馬ができるかもしれませんね。

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