シルク アメリカンビキニ出走☆マーガレットSで芝2戦目。平坦レースで変わり身を!☆

今日はシルクのアメリカンビキニ(牝3/斉藤崇)が3歳リステッドのマーガレットSに出走します。前走の紅梅Sはロケットスタートから逃げましたが、最後は距離と坂の影響か失速しました。今回はスピードが試される舞台ですから変わり身があるかもしれません。

2025.2.20 在厩場所:栗東トレセン 斉藤崇史調教師「先週14日に坂路コースでサッと時計を出しましたが、依然として口向きの難しい部分が見られましたので、19日の調教で小牧加矢太騎手に騎乗してもらい、口向きの修正を行ってもらいました。ジョッキーからこれまでのハミよりも、アタリの強いハミを試してみたいとオーダーがありましたので、それを試してみたところ、『アタリの強いハミで修正を行うと、やや繊細なところを見せていましたが、先週よりも手前を上手に替えることができていましたし、口向きの難しいところを見せてもすぐに収まりが付いて、良いところで抱えることができていました。いきなり競馬で効果があるかといわれると半信半疑ではあるものの、これまでの苦労がやっと様になってきたように思うので、もう少し長い目で見ていただければと思います』とコメントしていました。また、競馬でもアタリの強いハミの方が良いのか、小牧加矢太騎手に相談したところ、『アタリの強いハミに慣れてしまうと、それが当たり前になってしまうので、競馬では普通のハミの方が良いと思います』とのことでしたので、今回は普通のハミで競馬に向かわせていただきます。そして、追い切りは20日に坂路コースで行い、全体が51.7秒でラスト1ハロン12.6秒のタイムをマークしています。右側に張っていかないように、騎乗者には右ラチ沿いを走らせるように伝えていましたが、ラチにぶつかることもなく、最後まで真っ直ぐ駆け上がることができていました。ただ、逃げ場がなくなったことによって、前に進んで行く力が増して抑えるのにかなり苦労していましたね。それでも、ラチを頼れば真っ直ぐ走ることが分かりましたし、右回りの1,200m戦なら右側に張ることはないと思います。馬のポテンシャルは高いものの、気持ちと走りが伴っていない状況ですが、すべてが上手く嚙み合えばさらに良いパフォーマンスを発揮できるはずなので、この中間の調整が少しでもいい方に出てくれることを期待しています」

2025.2.13 在厩場所:栗東トレセン 斉藤崇史調教師「帰厩翌日から調教を開始していますが、前回と比較するとコントロールを欠くようなことはないものの、来週の競馬に向けてスムーズに進めていけるように、昨日と本日は小牧加矢太騎手に騎乗してもらい、口向きの修正を行ってもらいました。ジョッキーは『前回と比較するとだいぶ良くなっていますが、右トモが苦しいのか、右手前になると少しバランスが悪くなり、その影響で左側の口が硬くなってしまう感じです。ただ、コースでは普通キャンターまで上げていこうとすると、段々とハミを取って気持ちが入り過ぎるところがありましたが、角馬場では横木をスムーズに通過してくれたので、前回よりは精神面にゆとりを感じます』とのことでした。右トモが苦しいとの話があったことから、調教後に獣医師に診てもらったところ、右側の背腰に張りがあるとのことでしたので、治療を行ってもらいました。これで疲れが取れて、左右のバランスが良くなれば、口向きの難しさも解消してくるように思います。明日は1週前追い切りを行い、来週の競馬に備えるつもりです」

2025.2.7 在厩場所:栗東トレセン
斉藤崇史調教師「放牧に出した後は問題なく進められていたようですので、7日の検疫で帰厩させています。前走は終いが甘くなってしまいましたが、芝でのフットワーク自体はあの行きっぷりを見ても決して悪くなかったので、距離を短くしてもう一度試したい気持ちがあります。2月23日の京都・マーガレットステークス(芝1,200m戦)は良い条件だと思いますので、そこに向けて仕上げていきたいと思います。なお、鞍上は吉村誠之助騎手に依頼しています」

2025.1.31 在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「こちらに戻ってきてからも、体調に問題は見られず、周回コースでの運動を行っています。コントロールが難しくなってきているため、コースに入れない日は、角馬場でフラットワークを行い、改善に努めていきたいと思います。馬体重は514kgです」

今回は吉村騎手を鞍上に迎えてのレース。勝ち上がった時も吉村騎手でしたが、その時は減量効果を活かすことができたものの、今回は特別レースということでそうはいきません。

ただ今回の舞台は京都の芝1,200mということでスピードで押し切ることが十分可能な舞台。この馬のスピード性能は吉村騎手もよく分かってくれているので、できればレース前にもう一度乗ってもらって、今の課題のコントロールの部分も掴んでもらいたいですね。

今年は3歳のダート路線に面白い馬が多いですが、どうしてもレースが少ないと感じてしまいますね。中距離は路線も整備されて地方交流含めてチャンスがありますが、この時期の短距離馬は苦しいですね。

なのでこの時期に芝でできることをチャレンジしておくというトップトレーナーの斉藤先生はさすがだと思います。

仮にダメでも兵庫チャンピオンシップに向けてまた立て直せば良いだけです。その間に青竜Sなんかもありますからね。

ここを勝つことができれば同じ条件の葵Sが重賞であるので、そちらに向かうことになると思いますし、秋のスプリント路線に向けて挑んでいくことも視界に入るかもしれません。

資金石の一戦として非常に楽しみです✨

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