こちらも残された時間が少ない1頭のコスタレイ(牝3/池上)。前走は牡馬相手にタイム差無しの2着。距離が長いことも影響したようですが、今回は必勝を期待したいところです。
● コスタレイ ●
2023.08.17 在厩場所:新潟競馬場
池上昌和調教師「先週末に予定通り新潟競馬場へ移動させています。到着後も少しカリカリしたところがありますし、飼い葉も何とか8割くらい食べてくれているかなといった状況です。ただ、馬体重はトレセン在厩時よりも若干は増えていて、その点では滞在による効果を感じますね。16日には新潟ダートコースで単走での追い切りを行いました。初めての場所での追い切りということもあり、道中は馬がフワフワしていたようで半マイルから56.2秒と時計は掛かってしまったものの、その分無駄に力むことなく最後まで走れていましたから、却って良かったのかもしれません。想定を見て検討した結果、芝2,400m戦の方に津村明秀騎手で投票させていただきました。見た目的にはしっかりと仕上がっていますし、勝ち上がりにあと一歩まで迫ってくれていますから、何とかここで良い結果を期待しています」
2023.08.09 在厩場所:美浦トレセン
池上昌和調教師「9日に南Wコースで追い切りを行いました。単走で5ハロンから70秒くらいと時計的にはそこまで目立ちませんが、ラスト1ハロンは11秒台をマーク出来ているように、まずまず負荷の掛かった追い切りを消化できたのかなと思います。また、馬なりのままゴール出来ていたように、動きの方もしっかりとしていましたが、追い切りを重ねるに連れて段々と馬がイライラし出してきていて、特に馬場入り時に苦しいところを見せてしまっているのが気に掛かりますね。それに先週と同様に飼い葉食いが一息で、コンディションに問題は無いものの、心身の状態を考えると早めに向こうに連れて行って環境に慣らしておいた方が良さそうですから、今週中に新潟競馬場へ移動させる予定です。なお、来週はどちらのレースになっても津村明秀騎手に騎乗してもらう予定となっています」
今回は中間から不安なコメントが連発。天栄から戻して早々に馬体が仕上がってしまい、飼葉食いも一息。ギリギリの状態ということでしょうが、ハッキリ言って「言い訳がましい」ですね。なんか負けてもしょうがないというような弱気さが伺えます。
そしてレース選択も疑問符がつきます。仕上がっているなら早めに使えば良いと思いますし、8/13の新潟には牝馬限定の3歳未勝利 芝2,000mがあり、上位の騎手も揃っているのですがそこを使わず、8/20の芝2,400mか芝2,000mの両睨みという選択を早くからしています。2,400mは前走時にレーン騎手から長いと言われていたのにも関わらず、選択肢に入れているのもそうですが、気性的にもイライラしている状態の馬が走れる距離では無いと思っていした。結果芝2,400m戦の方に向かうことになりましたが、あえて難しい選択したからには今回は勝たなければなりません。確かに相手はこちらが恵まれている印象がありますから、あとは馬自身との戦いな気がします。
今回は津村騎手とのコンビとなりますが、津村騎手は愛馬での成績が3戦1勝🥇2着1回🥈4着1回とかなりの好成績を残してくれています。特に芝では全く走る気を見せてくれていなかったスノーグレース(牝4/中館)をダート替りで勝利に導いてくれたり、カーディナル(牡5/林徹)には調教からアドバイスを送ってくれたりと1頭1頭の長所をうまく引き出してくれるイメージがあります。今回もコスタレイの良いところを最大限に引き出してもらいたいですね。
コスタレイの血統は⏬
父はドゥラメンテ。母のコーステッドはBCジュベナイルフィリーズターフで2着に入った実績。ベースは米国型の母系ですがLomitasの血も入っているようにちょっと重めの血が入っているのもポイントです。半兄のダノンベルーガがセレクトセール1億7,280万円で取引され共同通信杯を勝ち、天皇賞・秋3着、ドバイターフ2着。半妹のボンドガールがセレクトセール2億3,100万円で取引されて新馬勝ち。見事にセレクトセールに行った産駒の方が活躍していますが、本馬もデビューは3歳4月と遅れましたが、5着に入り、前走の牡馬相手の2,400m戦でも2着に入っています。3戦目の今回は確実に勝ちたいところです。
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