シルク サンデュエルがまさかの引退発表【誤嚥性肺炎を発症し競走能力喪失】

シルクの3歳馬サンデュエルがまさかの疾患で引退となってしまいました…

2023.12.06 在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「先週お伝えした誤嚥についてですが、先週末から今週にかけて更に悪化している様子でしたから、獣医師に喉の状態を確認してもらいました。すると、誤嚥性の肺炎を発症しており、セカンドオピニオンとして保険指定の獣医師にも診てもらったところ、『競走馬生活を続けていくことは出来ないだろう』ということで、能失の診断が下りました。復帰を目指していた矢先にこのような事態になってしまい、誠に申し訳ございません」

上記のように『競走能力喪失』と診断されたため、誠に残念ではございますが、近日中に競走馬登録抹消の手続きを行わせていただくことになりました。なお、今後は乗馬となる予定ですが、詳細はメッセージボックスにて出資会員の皆様にご案内申し上げます。

2023.12.01在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「獣医師には定期的に喉の状態を診てもらっていますが、この中間は誤嚥が確認されたことから、トレッドミルでの運動は止めてウォーキングマシンでの運動にセーブし様子を見ています。体調自体は悪くないものの、今後も馬の状態を見ながら慎重に進めていきます。馬体重は500kgです」

元々は喉の手術のために北海道に戻っていました。そして復帰に向けて運動をしている最中に誤嚥を発症。喉をうまく使えていなかったのでしょうね。

そしてそこから誤嚥性肺炎を発症。これは人間でも高齢者がよく発症して死に至ることもある疾患。肺は競走馬としても重要な部位ですからね。

こんな引退はまさかの結末で正直驚いています。大体は脚元の怪我、心不全などですからね。

サンデュエルはシルクで5,000万円で募集されたロードカナロア産駒。ノーザンF生産ではなく、桑田牧場生産ということもあり、人気はありませんでしたが、実戦ではダートに主戦場を移してから安定。マーカンド騎手とのコンビで東京の未勝利戦を勝利して、この世代の愛馬の初勝利を挙げてくれました。

マーカンド騎手の日本での初騎乗が本馬でしたので、もう一度このコンビを見たかったですね。

次は乗馬になるということですが、ここから先はアンタッチャブルですね。

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