シルク ストロングタイズがJRA登録を抹消して地方転出からの再登録を狙うことに

2歳戦も始まっていた6月にやっとデビューして2着に入ったシルクのストロングタイズ(牡3/萩原)が疲れが抜けないということでJRA登録を抹消して地方転出からの再転入を目指すことになりました。

8/2 在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「引き続きトレッドミルで軽めのキャンターを行っています。先週よりも若干ペースを上げることが出来ているように、状態は徐々に良い方へ向いています。ただ、良い頃に比べるとまだシルエットは良化途上ですから、もうしばらくはこれくらいのところで進めていく方針です。馬体重は535kgです」

7/26 在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間もトレッドミルで軽めのキャンターを行っています。先週と同様のメニューで様子を見るようにしていますが、体重が増えているように徐々に良い方には向いている印象です。ただ、中途半端な状態で乗り進めて再び疲れが出てしまってもいけませんし、現状だと未勝利戦がある内での出走は厳しいでしょう。馬体重は539kgです」

デビュー戦の競走内容やまだ心身共に成長の余地を残している現状を踏まえ協議した結果、中央再登録の資格を得ることを目標に、当競走馬ファンドを継続したまま一旦地方競馬へ転籍させることになりました。詳細につきましては、決定次第ご案内させていただきます。

デビューは故障もあって3歳6月と遅れましたが三浦騎手を鞍上に東京ダート1,600m戦で2着。スタートもそれなりに出てしっかりと末脚を使っての2着だったので見どころがありました。ただメンバーレベル的にもどうかな?という感じだったので「次走が勝負だな」と思っていました。

ただレース後の疲れが抜けきらないということで未勝利戦期間での出走を諦めて、地方転出からの再転入を目指すこととなりました。

現3歳世代のシルクの勝ち上がり率はまだ50%に達していませんし、キズナ産駒で募集価格も4,000万円でまだまだ奥がありそうということでこの決断になったのでしょう。

ただこれでもおそらくリミットは年内。3歳のうちに2勝を挙げることができればJRAに復帰することができます。

このパターンに出資馬がなるのはレッドルピナス以来です。その時は正直中央では3着が最高でダートでは全くだったのですが、ディープインパクト産駒ということで引退させる訳にもいかず地方・金沢に転出。金沢では3戦2勝で年内2勝をクリアして戻ってきてくれました。その後は引退までにJRAの芝で1勝を挙げてくれました。

正直どこに転出になるのかも非常に大きいと思いますが、今回は1戦しかしておらず、賞金も2着1回分だけしか持っていないのでちょっとレベルの落ちるところに転出になってくれればあっさり帰ってきてくれそうですが、馬場が合うかどうかと順調に使えるかどうかですね。

期待している父の産駒なので何とかあっさり勝ち上がりを決めて戻ってきて欲しいところです。

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