シルク ベストミーエヴァー出走☆1勝クラス突破で夏休みに入れるのか?☆

オークストライアルのスイートピーSにも出走して3着に入ったシルクのベストミーエヴァー(牝3/国枝)が自己条件から仕切り直しの一戦。夏休み前にクラス卒業を目指します。

6/19 在厩場所:美浦トレセン
国枝栄調教師「19日にWコースで追い切りを行いました。単走の形を採り、5ハロンから64.6秒のラスト1ハロンは12.0秒というタイムをマークしています。コースに下ろしてからしばらくの間はなかなか折り合いに難しい面を見せてしまったので、全体時計が予定よりも速くなってしまいました。それでも、前日の降雨の影響で力の要る馬場コンディションの中でも脚が上がることなく走り切ることが出来ていましたし、コンディション的には今週の競馬に向けてしっかりと整えることが出来たのかなと思います。追い切り後にはゲートで駐立の確認を行いましたが、特に悪さをすることも無かったです。今週の競馬にはT.オシェア騎手に跨ってもらうことになりましたが、前走に続いての騎乗でこの馬の癖は掴んでくれていると思いますし、前走の反省を活かして上手くエスコートしてくれるでしょうから、良い結果を期待したいですね」

6/13 在厩場所:美浦トレセン
国枝栄調教師「13日にWコースで追い切りを行いました。先週と同様に単走の形を採り、5ハロンから67.6秒のラスト1ハロンは11.4秒というタイムをマークしています。変わらずコンタクト面に注意が必要な状況ではあるものの、先週よりも落ち着いて走ることが出来ていたのかなという印象です。終いはベストミーエヴァーらしく力強い脚取りで伸びてくることが出来ていて、1週前ということを考えても、全体的な動きは悪くなかったですね。来週の競馬に向けて、順調に態勢は整ってきている印象です」

6/6 在厩場所:美浦トレセン 国枝栄調教師「5日にWコースで追い切りを行いました。口向きに難しいところがあるタイプですし、単走の形を採りリズム重視で走らせることを重点に行いました。キャンターに下ろしてしばらくの間は前進気勢の強いところを見せていたものの、ある程度スピードに乗ってからはスムーズに走ることが出来ていましたね。時計的にも5ハロンから64.8秒のラスト1ハロンは11.6秒と良いタイムをマーク出来ましたし、先週末にもWコースで時計を出しているものの、実質的な追い切りはこれが1本目ですから、それを考えれば上々の内容だったのかなと思います。今週の動きからすると、あと2週ほどあれば態勢が整ってきそうですし、6月23日の東京・芝1,800m戦を目標に調整していきたいと考えています」

スイートピーSは出遅れながらも3着。そのスイートピーSを勝ったコガネノソラや新馬戦でハナ差で敗れて後にフローラSを勝ったアドマイヤベルがオークスでは振いませんでしたが、こういった面々と戦って僅差を演じてきたのも事実。そう考えるとこの一戦は落とせない戦いになります。

キレる脚を使えるタイプでは無いので、できれば前目に着けて長く良い脚を使ってもらいたいところ。

そのあたりは前走騎乗していて馬の特徴を掴んでいるであろうオシェア騎手に委ねるしかありませんが、オシェア騎手はここまで目立った活躍は無し。まさかG1にも乗せてもらえず、重賞も3度しか騎乗が無いとは…

今週がラスト騎乗になりますから、しっかりと最後に勝利を飾ってもらって帰国してもらいたいですし、ベストミーエヴァーはそういった意味では騎乗経験もあって良いパートナーだと思いますから、ここは期待したいところです。

ベストミーエヴァーにとってもここを勝てれば秋の秋華賞路線がまだ可能性として残されます。夏休みを挟んでトライアルを使って本番へ…そんなストーリーを紡いでもらいたいです。

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