シルクのベストミーエヴァー(牝3/国枝)は9月中山での出走を目指して入厩していましたが右前の蹄と左トモに不安が出たことからノーザンファーム天栄に逆戻り。その後の経過です⬇️
10/4 在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間も周回コースでのハッキングを行っています。ペースは変わらないものの、先週よりもやや距離は延ばすことが出来ており、そういった中でもトモの状態は少しずつ上向いてきているのかなという印象です。ただ、焦って進めてまた疲れが出てしまってもいけませんので、引き続き状態第一で調整していきます。馬体重は503kgです」
10/11 在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間も周回コースでのハッキングを行っています。トモの状態は良くも悪くも変わりありませんが、焦って負荷を強めていってまた状態が悪い方に向いてもいけませんし、無理せずに進めています。飼い葉はしっかりと食べることが出来ており、体調面にはこれと言った問題はありません。馬体重は506kgです」
10/18 在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間も周回コースでのハッキングを中心としたメニューではあるものの、週2回は坂路コースをハロン18秒くらいで登坂するようにしています。負荷的には大したことはありませんが、坂路にも入ることが出来ているように、トモの状態はキープ出来ています。馬体重は507kgです」
心配された蹄やトモについても重症化することなく経過は順調なようです。長期の休養にならなければ良いけど…と思っていましたが既に坂路でも乗れているということで大事には至らなそう。ただぶり返すのも怖いですし、しっかりこの期間をメンテナンスに充ててもらいたいですね。
希望的観測で10月11月の東京での復帰もあるかと思っていましたが、このペースなら無理させずに年明けの東京開催での復帰が濃厚では無いでしょうか?この馬なら3歳牝馬の斤量の恩恵が無くてもポテンシャルでなんとかしてくれるでしょう。
新馬戦で敗れたアドマイヤベルがフローラSを勝ち、未勝利、スイートピーSで敗れたコガネノソラがクイーンSを勝っているように重賞馬とも僅差の勝負を演じてきましたし、タラレバですがちょっとしたことで着順が変わっていたらこの馬も重賞戦線でも良い勝負ができていたのでは無いでしょうか?
牡馬ですが、前走1勝クラスで敗れたアスクカムオンモアもその後2勝クラスも勝利して菊花賞にも出走しました。
いくら国枝厩舎の身元引き受けだったとは言えオシェア騎手での2走が悔やまれますね…まぁ復帰してポンポンと勝ち上がってくれたらそれで良いのですが。