おはようございます。
真夏のロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ2021が閉幕しました。
まずはステージの結果です。
S16 ファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)
S17 プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)
S18 ミゲル・アンヘル・ロペス(モビスターチーム)
S19 マグヌス・コルト・ニールセン(EFエデュケーション・NIPPO)
S20 クレモン・シャンプッサン(AG2R・シトロエン)
S21 プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)*個人タイムトライアル
今大会は調子の良い選手がステージを複数勝利するという姿が多かったです。タイムトライアルオリンピックチャンピオンのログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)が開幕日、最終日共にタイムトライアルを制してステージ合計4勝!コルト・ニールセン(EF)3勝!ヤコブセン(ドゥクーニンク)3勝!ストーラー2勝(DSM)!フィリプセン(アルペシン)*リタイア2勝!とこの5人でステージ14勝を挙げています。テレビで見ていて、リプレイかな?と思うシーンが何度もありましたw
それでは総合順位から見ていきたいと思います。
1位 プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)83:55:29
2位 エンリク・マス(モビスターチーム)+4:42
3位 ジャック・ヘイグ(バーレーン・ヴィクトリアス)+7:40
ということでマイヨ・ロホはログリッチが3年連続での獲得となりました!!!
ツールでは不運が続いていますが、ブエルタでは本当に強いですね。
続いてポイント賞です。
1位 ファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)250P
2位 プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)199P
3位 マグヌス・コルト・ニールセン(EFエデュケーション・NIPPO)
例年総合勢が獲得するポイント賞ですが今年はルール変更もあり、しっかりスプリンターが獲得しました。
マイヨ・ベルデ/マイヨ・プントスは奇跡の復活ヤコブセンでした!
昨年の大事故では競技人生どころか日常生活を送ることすら危ぶまれましたが、見事にステージ3勝でグランツールのポイント賞ジャージ獲得です。
山岳賞です。
1位 マイケル・ストーラー(チームDSM)80P
2位 ロマン・バルデ(チームDSM)61P
3位 プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)51P
こちらはDSM勢が頑張りました。ストーラーはステージ2勝、バルデも久々のグランツールの勝利で復活をアピールしました。
マイヨ・ルナレス・アスーレスはストーラーでした。総合勢が有力かとも思っていたのですが、きっちり守りました。
そして意外な結果に終わったヤングライダー賞です。
1位 ジーノ・マーダー(バーレーン・ヴィクトリアス)84:07:02
2位 エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ)+3:54
3位 フアン・ロペス(トレック・セガフレード)+19:48
戦前はもちろんベルナルと思っていたのですが、なんと20ステージで遅れてしまったベルナルがジャージを手放すことになってしまいました。
マイヨ・ブランコはマーダーでした。ベルナルが思ったより調子が悪かったですね。
総合敢闘賞はマグヌス・コルト・ニールセン、チーム賞はバーレーン・ヴィクトリアスでした。
バーレーンの新城選手もしっかりと最後のポデュウムに乗ることができましたが、バーレーンはエースをミケル・ランダで乗り込みましたが、リタイアによりジャック・ヘイグに切り替え、個人総合で3位。さらにはマーダーの新人賞。チーム力の高さを見せつけましたね。
これでグランツールは終了ですが、世界選手権や北の地獄が待っていますのでシーズンはまだまだ続きます。
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