メイデイレディ(May Day Ready)が阪神ジュベナイルフィリーズ参戦

  • 2024年11月10日
  • 競馬

12/8に今年は京都の芝1,600mで開催される阪神JFにアメリカからメイデイレディ(May Day Ready/牝2/J.リー)が参戦してくることが発表となりました。

今年はアメリカのBCジュベナイルフィリーズに日本からオトメナシャチョウアメリカンビキニが参戦して若駒の海外遠征が盛んになってきたと感じましたが、メイデイレディは日本馬が参戦しなかったBCジュベナイルフィリーズターフで2着🥈だった馬ですね。

Off BC Placing, May Day Ready Aimed for Japan Start

https://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/280930/off-bc-placing-may-day-ready-aimed-for-japan-start

BCジュベナイルフィリーズターフは後方からのレースでしたが、道中徐々にポジションを上げて、最後の直線では先に抜け出したレイクヴィクトリアは交わすことができなかったものの、しっかりと末脚を使って2着となりました。レースぶりからしても日本の展開にも対応できそうですし、今年は直線が平坦の京都ということもこの馬にとってはプラスになるかもしれません。課題になるのは初めての右回りの競馬ということでしょう。

父Tapit 母Nemoralia(母父More Than Ready)という血統。母母父にはケイムホームもいて、日本でも実績のある種牡馬の名前が血統表に入っています。もちろんダート寄りではあるものの、Tapit産駒はラビットランがローズSを制していますし、母父More Than Readyといえばドゥレッツァはノーブルロジャー、ナックビーナスなど芝の重賞勝ち馬も多く輩出しています。

ここまで全て芝のレースで通算4戦3勝。G2ジェサミンS、Lのケンタッキーダウンズジュベナイルフィリーズを制しており手綱はL.デットーリ騎手が取っています。ということはレースの開催週はデットーリ騎手が京都で騎乗するでしょうから、他のレースでの日本馬への騎乗もあるでしょう💡これは当日出走する一口馬主の方々はひとつ楽しみですね。

そして調教師のJ.リー調教師はかつてゴドルフィンに在籍しており、ハートレイクを担当して安田記念を制したこともあり、奥様は日本人で元騎手/調教師の加賀武見さんの娘さんということで日本にもゆかりのある調教師です。

当日のゲートインが決定すればレース史上初の外国馬の参戦となる阪神JF。レースのボーダーレス化がどんどん進んでいますし、芝のレースで考えるとアメリカより日本の方が高額賞金のビッグレースが多いでしょうから、勝算があると見込んだ陣営は今後も参戦してきてくれるかもしれません。

立ちはだかる日本勢もここは意地を見せなければなりません。本場アメリカのBCでは日本馬が大挙で参戦するものの未勝利に終わってしまいましたから、ここは外敵をしっかりと打ち負かす必要があるでしょう。ただ、こうやって海外からの馬が参戦してくれるとレースも盛り上がりますし、話題性としてもありますから、個人的にはこうやってレースを問わずに海外の馬がどんどん参戦してくれるのは賛成です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です