ユニオンのカービスベイ(牡2/武藤)は6月にデビューして早々に2戦しましたが、その後音沙汰無し。10月からの更新状況をチェックしてみたいと思います⬇️
2024/10/01 チェスナットファーム(阿見TC内)
引き続き体温は安定しており、体調も問題ないため、今週から周回コースでキャンターを行っています。まずはハロン25秒ほどの遅いペースで2000mほど乗っており、動きはスムーズで、調教後も馬体にも異常は出ていません。様子を見ながら少しずつペースを上げ、緩んだ馬体を引き締めていきます。
2024/10/08 チェスナットファーム(阿見TC内)
徐々にペースを上げ、現在はハロン18~20秒ペースのキャンターを2000mほど乗っています。動きは変わらずスムーズで、体温も安定しており、順調にペースアップできています。もうしばらく現在のメニューで乗り込み、強めの調教を行う態勢を整えていきます。
2024/10/15 チェスナットファーム(阿見TC内)
徐々に距離を延ばし、現在はハロン18~20秒ペースのキャンターを3000mほど乗っています。いくらか運動量が増えましたが、動きは変わらずスムーズで、体調も良好です。大分気温が落ち着いてきたことから、様子を見ながらキャンターのペースを上げ、負荷を強めて筋力を回復させていきます。現在の馬体重は540kg。
2024/10/22 チェスナットファーム(阿見TC内)
いくらかペースを上げ、現在はハロン17秒を上限としたキャンターを3000mほど乗っています。乗り込んで徐々に緩さが取れてきており、活気も十分で、順調にペースアップできています。様子を見ながら15-15を開始し、帰厩態勢を整えていきます。
前走時512kgだった馬体重が大きく増えていますが、中間夏バテがあり、2日置きに発熱したりとトレーニングを積むことができなかったことが影響しているのでしょう。
前走初めて芝を使いましたが、その際の武藤騎手のコメントではダートの方が良いということでしたが、タワーオブロンドンの産駒はこれまで芝6勝、ダート0勝と母系のドフザダービーの影響が出ており、圧倒的に芝寄りの成績。ただ本馬は捌きが硬いこともあって芝だと厳しいということもあるようです。これは悩ましいですが、大型馬ですしまずは勝ち上がりを考えるとダートを今後も選択してくることが想定されますね、
順調ならば9月の中山ダート1,200m戦を目標にしていく予定だったのですが、それも叶わず、この調教ペースだと暮れから年明けにかけての中山開催を使うという感じになりそうです。
もちろんユニオンの馬なのでそんなに簡単に勝てるとは思っていませんが、ユニオンの2歳馬も1頭、ロジャーバローズ産駒のトゥインクルアップが3戦目で未勝利勝ちを決めています。こちらは募集価格950万円という現代ではなかなか破格の募集価格だったのですが、4着→4着→1着で早くも募集価格分位は回収完了。200口募集ですが5口持って1/40にしても25万くらいですから、こういう馬を複数口持ったら夢がありますね…
JRAでの勝ち上がりが難しくてもせめてある程度格好はつけてもらいたいところ。ユニオンの馬ですし、出走数をしっかり稼いである程度の着順は拾ってもらいたいですね。