父ドゥラメンテ 母コーステッド(母父Tizway)という血統。1つ上の半兄はG1でも好走していて共同通信杯勝ち馬のダノンベルーガで、1つ下の半妹は藤田オーナー所有でセレクトセール2億円超えで取引されて重賞2着2回のボンドガールという血統。募集当時はまだ注目の血統という感じでは無かったので一般でも出資が叶いました。
デビュー戦は既に新馬戦が終了している4月の福島芝2,000mで既走馬相手のレースとなりましたが5着に入着して勝ち上がりを期待させてくれました。その後東京芝2,400mでの2着を挟んで3戦目に新潟の芝2,400mを勝ち上がり。
1勝クラスでの2着を一度挟んでの今年2月の東京の1勝クラスは単勝1.5倍の人気に推されての勝利でしたが、レース前から今年1出資馬の勝利が固いレースかつ勝たなければいけないレースだと思っていましたがしっかりと勝ち切ってくれました。
その後の2勝クラスでは中山芝2,000mで3着、東京芝2,400mで3着でしたが、どちらも皐月賞当日、ダービー当日としっかりとメンバーが揃ったレースで使われていながらも結果は残していました。
ただ東京での3着の後に浅屈腱炎を発症。レース前からいつもと様子が違う感じを見せていましたがその悪い予感が的中してしまいました。
これだけの良血ですからおそらくノーザンファームにて繁殖生活を送ることになると思われますが、産駒の活躍が今から楽しみで仕方ありません。果たしてどんな種牡馬が配合相手になるのでしょうか?
しかし今年ここまで引退した3頭全て父ドゥラメンテ。大好きな種牡馬でこれまで多くの馬に出資してきましたが、6歳まで走り切ったグランデフィオーレも骨折が2度ありましたし、他の2頭も引退の直接原因は脚元ですから、やっぱり父のそういった弱さは遺伝してしまうんでしょうかね?これでドゥラメンテ産駒の出資馬はいなくなってしまいました。もう産駒募集もありませんから、こんなお別れは寂しいですがドゥラメンテ系もなんとか繋いで行って欲しいですね。