先日ジャパンカップを圧勝し、引退が発表されたシルクのイクイノックス。
各種手当を含めた総獲得賞金は25億6186万円。これはアーモンドアイをも圧倒する成績。もちろん賞金の体系も異なりますし、牡馬と牝馬ということの差もあると思いますが、レーティングでも世界最強を証明した馬ですし誰もが納得の数字でしょう。
イクイノックスはキタサンブラックの初年度産駒。個人的には種牡馬としてのキタサンブラックを軽視していたこともあり、募集時には検討もしませんでした。そのことは過去にも書かせて頂きました⬇️
キタサンブラック産駒は軽視してしまいましたが、このイクイノックス産駒には積極的に出資していきたいですね。その活躍はキタサンブラック以上。そして母系の活躍も十分です。馬格もあり、産駒もそれなりの大きさになってくれることが期待できます。問題はその種付け価格ですね。父キタサンブラックはまだまだバリバリの種牡馬で種付け価格も2024年から2,000万円と現役種牡馬では日本最高額となりました。そう考えるとイクイノックスの種付け価格はその半分くらい?と思っていました。いきなり1,000万円でも十分な価格ですが、なんと父のキタサンブラックと同額の2,000万円で日本最高額の種付け料となりました。実績を残していない種牡馬としては破格の待遇です。ディープ系の牝馬はだいぶ近親交配になってしまうのでそれ以外の父を持つ牝馬になると思いますが、どんな繁殖を集めるのでしょうか?
そして、個人的にはヴァイスメテオールが生きていればその種牡馬としての価値もあったのかな?というところです。兄弟で種牡馬になるということはよくある話。ブラックタイドとディープインパクトもそうですが、世界的にもサドラーズウェルズとフェアリーキングやガリレオとシーザスターズなどがいます。ヴァイスメテオールはイクイノックスとは父が異なりキングカメハメハですが、より雄大な馬体を持っていますし、いかにもパワータイプという感じ。弟がこれだけ活躍すると社台SSでのスタッドインは無理だとしてもブリーダーズSSや優駿SS、アロースタッドあたりで種牡馬入りという未来もあったかもしれませんね。おそらく種付け価格はG1での勝利が無かったとしたら100万円もいかないかもしれませんが、これだけの弟を持つ種牡馬としてイクイノックスの代用としての価値はあったのではないでしょうか?
母シャトーブランシュの産駒は2020年産はジャスタウェイ産駒の牡馬でしたが競走馬登録もされることなく音沙汰がありません。その下が現2歳の牝馬ガルサブランカ。2022年産はいないようで、2023年産もキタサンブラック産駒の牝馬としばらく牡馬の産駒はいません。イクイノックスの全妹の募集価格というのも気になりますが、仮に牡馬が生まれて募集されたら1億円の募集価格では効かないでしょうし、下手すると2億円くらいまであり得るかもれませんね。
個人的にはもうシャトーブランシュの産駒にはコスパ的にも手が出せない状況ですから、第二のシャトーブランシュを探したいところ。シルクで活躍した牝馬の産駒を来年の募集では狙ってみたいですね。
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