土曜日の中京競馬にシルクのアメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)が出走。この時期の2歳ダートの1勝クラスということで東西から素質馬が集まりました。
9/28 中京9R ヤマボウシ賞(2歳1勝C) ダ1,400m
アメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)
1枠1番を引いてしまい、揉まれたらまずいと思っていましたが好スタートを決めると芝スタートをもろともせず先頭へ。最後の直線でも手応えは衰えず最後まで押し切り未勝利戦からの2連勝。しかも前走日本レコードでしたが、今回の1:23.6はデュアリアストが2020年に出したコースレコードタイ。しかもデュアリストは稍重、こちらは良馬場でしたから価値も高いです。そして2戦連続レコード勝ちは衝撃です。
9月28日(土) 中京9R ヤマボウシ賞 (混) ダート1400m 団野大成(55.0kg) 1着 2人気
団野大成騎手「前走の内容から非常に能力の高い馬だと思っていましたし、まずはしっかりと結果を出せて良かったです。返し馬ではグングン行きそうだったので、なるべく抑えて運びましたが、スタートを決めてからの1~2歩目がとても速くて手綱を持っていかれそうでした。それでも道中は抑えることが出来てペースを落とせましたし、最後までよく踏ん張ってくれましたね。距離はこれくらいまでならもつかなという印象で、馬体はまだトモ高で成長の余地があり、これからもっと良くなってくると思いますよ」
これで3戦2勝2着1回。おそらく次走は交流重賞に選出されるでしょう。問題はどこを使うのか?
門別のエーデルワイス賞、園田の兵庫ジュニアグランプリ、距離を大きく伸ばせば門別のJBC2歳優駿もありますが、距離適性を考えると兵庫ジュニアグランプリから距離を伸ばして全日本2歳優駿を狙うのが本線かもしれませんね。
問題は距離です。団野騎手のコメントだと1,400までが限界のようにも感じますが、なんとかマイルまでは戦える馬になってもらいたいところ。そうなれば選択肢も大きく広がってきますからね。そこは斉藤厩舎の皆さんにしっかり鍛えてもらいたいところです。
仮に来春海外を狙わないとなるとダートの大きなレースが短距離路線では少ないので芝の短距離路線というのもありかもしれません。これだけのスピード馬ですから来年の桜花賞、NHKマイルに出れるくらいになれたら最高です。
ひとまず団野騎手、斉藤先生、厩舎スタッフの皆様本当にありがとうございました!これからもアメリカンビキニをよろしくお願い致します🙇