先週の出資馬の結果【アメリカンビキニ 2戦目勝ち上がり&ルフトクス&カービスベイ】

先週は3頭の出資馬が出走。勝利も十分期待できるメンバーでしたが…

7/13 小倉1R 2歳未勝利 ダ1,000m

アメリカンビキニ(牝2/斉藤崇)

今回は吉村騎手を騎乗したことで3kg減だったアメリカンビキニ。好スタートを決めるとそのまま先手を取り、後は突き放すだけの楽な競馬で逃げ切り勝ち。勝ちタイムは57.2の2歳レコードタイム。2008年の記録を16年ぶりに更新しました。出資馬初のレコード勝ち✨

7月13日(土) 小倉1R 2歳未勝利 (混) ダート1000m 吉村誠之助(52.0kg) 1着 1人気
吉村誠之助騎手「おめでとうございました。前回のレースを見ると、二の脚はそこまで速くなさそうでしたが、斉藤崇史調教師から『初戦は二の脚が付かなかったですが、一度使ってピリッとしているので、出していかなくても楽に流れに乗って行けるはずです』とアドバイスをいただいていました。その通り、ゲートを五分に出るとスッと二の脚が付いて、楽に主張していくことが出来ました。コーナーではトモの緩さからバラ付くところがあったものの、最後は後続馬を突き放す余裕がありましたし、完勝と言っていい内容だと思います。まだ幼いところを残している中でも、これだけの走りを見せてくれるのですから、先々が楽しみな馬ですね。道中はムキになることはなかったですし、距離が延びても十分対応してくれそうです」

吉村騎手のコメントでは2つ、3つレベルが違ったとのことでしたが、この距離で7馬身突き放してのレコード勝ちですからね。今回は3kg減もありましたが、それが無くても勝っていたのは間違いないでしょうね。

元々もっと長い距離で良い馬ですが、勝ち上がりのためにここを選択した斉藤調教師の手腕もさすがですが、この後はダート路線を突き進むのか?芝を試すのか?これだけのスピードがある馬ですから、芝でも試してもらいたい思いもありますが、交流重賞の短距離路線ならエーデルワイス賞か兵庫ジュニアグランプリという選択もありますね。

これで斉藤崇厩舎の出資2歳馬はポートデラメール、アメリカンビキニと2頭とも早々に勝ち上がり。これは本当に調教師の先生の力ですね。斉藤崇厩舎の人気がますます上がりそうな気がします。今年の1歳も楽しみな馬がいますからね。

7/13 小倉7R 3歳以上1勝C(牝) ダ1,700m

ルフトクス(牝3/杉山晴)

こちらも吉村騎手騎乗で古馬混合ということもあり、3歳牝馬&減量で50kgと裸同然での出走。外枠からスタートを決めて先手を奪いますが、勝負所で追走が遅れてしまい前に突き放されてしまいました。そこから追い上げるも4着まででした。

13日の小倉競馬では外から先団4、5番手につけていき、直線でジリジリと脚を伸ばすも4着まで。「レースではある程度は前の位置を取りたいと思っていて、道中は前進気勢がある中でも折り合いはつき、悪くない形で進められたと思います。ただ、4コーナーで進路を内外どちらへ行くのかを迷ってしまいました。直線ではよく盛り返して頑張ってくれただけに、仕掛けがワンテンポ遅れてしまったのは痛かったです。返し馬では口がちょっと敏感だと感じたものの、レースのスピードへ行けば特に問題ありませんでしたし、うまく乗ることができず申し訳ありません」(吉村騎手)「4コーナーで外から締められてしまい、そこでスピードが落ちたのがもったいなかったですね…。結果論にはなりますが、あそこで外を回していればもっと際どかったかもしれません。それでも最後まで脚は使っていましたし、うまく噛み合えばこのクラスでもやれると思います。相変わらずテンションが高いですし、続けて使うのは良くないので、この後はいったん放牧を挟む方向で考えています」(杉山晴師)道中はうまく運べていると思ったのですが、途中でスムーズさを欠く場面がありました。直線は盛り返してきているだけにもったい競馬となりましたが、そんな中でも最後までよく頑張ってくれましたから、次はさらに前進を期待したいと思います。この後は馬体を確認してから検討していきます。

吉村騎手の判断の問題はルーキーだから仕方ないですし、それも含めての減量ですから、そこは文句を言えないと思いますし、今後の勉強になったのでは無いでしょうか?馬もよく食らいついてくれました。これで惨敗だったらお先真っ暗だったので条件が整えば十分やれることが分かりました。

気になるのは馬体重。6/25のNFしがらきの更新では馬体重480kgでしたが、レースでは452kgと前走から+4kgに止まっていました。これは輸送&調教で減ってしまったのでしょうか?それとも誤表記?せっかく馬体の成長が見られると思って楽しみにしていたのでこの点は残念でした。もしかしたらテンションの高いなので減ってしまったこともあるかもしれませんが、それにしては減りすぎですからね。

7/14 福島1R 2歳未勝利 芝1,200m

カービスベイ(牡2/武藤)

スタートを決めるもののスタートダッシュはつかずに後方寄りからスタート。最後外に出すかと思ったのですが、馬場の悪い内を選択。伸びはイマイチながらも掲示板は確保して5着でゴールしました。

2024/07/14  福島1R 晴 良 2歳未勝利 芝1200
1:11.8(1.6) 5/8 55武藤雅 512(-12)
互角のスタートを切りましたが、行き脚がつかず、中団から。道中は内の5番手を追走し、3コーナーまでに前との差を詰めますが、4コーナーでペースが上がると徐々に後退。6番手で直線に向き、終いはじわじわ脚を伸ばしましたが、前との差は詰まらず、5着でゴールしました。「よく頑張ってくれましたが、硬めのフットワークなので、芝だと走りがバラついてしまいますね。今日の感じだと、ダートの方が合っているかもしれません。体が絞れて初戦よりも動けるようになりましたし、ここから使いつつ更に良くなってくれそうです」(武藤雅騎手)

鞍上からはダートの方が良いという進言を受けましたが、果たしてどうするのでしょうか?福島開催は来週で終了してしまうので、連闘でダート1,150m戦を使うのか?いずれにしてもしばらくは厳しい戦いを強いられそうですし、長い目で見る必要がありそうです。

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