先週の出資馬の結果【シルク ワスカル 2歳新馬 &ユニオン アジュマン 2歳未勝利】

12/21 京都 4R 2歳未勝利 芝2,000m

アジュマン(牡2/石坂)

スタートを決めて前につけそうな様子を見せますが、1コーナーで2頭落馬の事故が発生し、手綱を引いたことで後方へ。レースはスローの展開になり、後方組には厳しい展開に。最後の直線もジリジリとしか伸びることができず10着に敗退。

2024/12/21  京都4R 曇 良 2歳未勝利 芝2000
2:02.7(1.9) 10/16 56国分優作 476(0)
二の脚を利かせてスッと先行する構えを見せますが、1コーナー入り口でアクシデントがあったため、控える格好になって中団の後ろから。切り替えてじっくりと進めていきました。勝負所では外々を回って徐々に前へ。そこから前回のような伸び脚を期待しましたが、追ってからがじりっぽくポジションを上げてくることはできませんでした。「追い切りから乗せていただいて、前回よりも具合が良くなっていることは感じていました。今日もスッといけたので、ある程度位置を取りにいこうと思ったんですが…。1コーナーの事故でワンテンポ引くような格好になってしまいました。周りのジョッキーも『危ない』と声が掛かっていましたし、あそこで突っ張っていって二次災害のようになっても良くないですからね。それで後ろからになってしまいました。でも、無駄な力みもなく、しっかり走ってくれました。内からのプレッシャーがきつく、距離ロスがあったことは痛かったですね。それにヨーイドンの流れも良くなかったです。2000mでもこなせますが、前進気勢が強くなっているのでワンターンの1800mや1600mくらいでも良いかもしれません」(国分優作騎手)

確かに終始外を回されてしまったことで距離はロスしていたと思います。最後もゴーサインを出しても伸びてこないのは距離の問題が大きいという見立てのようですね。

確かに最近の調教では前進気勢も強くなってきているようですし、距離は1,800m以下の方が良いのかもしれません。今回もなかなかのメンバー相手でしたが、アクシデントの影響も受けて思い通りのレースもできませんでした。

初戦で見せた最後の末脚は見どころがありましたし、今回は度外視して次に賭けたいですね。続戦したこともありますし、流石に年末年始は放牧に出るでしょうね。

12/21 中山5R 2歳新馬 芝2,000m

ワスカル(牡2/森一誠)

レースは1番人気に推されましたがまさかの出遅れジャンプ&躓きで後方から。そして新馬戦特有の超スローペースという最悪の展開に。後方からでは全く勝負にならない展開になってしまい7着まででした。

12月21日(土) 中山5R 2歳新馬 芝1800m T.マーカンド(56.0kg) 7着 1人気
T.マーカンド騎手「今日はスタートで大きく遅れてしまったことが痛かったですね。駐立は特に悪さをしていたわけではなかったのですが、ゲートが開いてからまるで障害を飛んでいるようにジャンプしてしまい、その後大きく躓いてしまったことでポジションが後ろになりました。また、乗っている感触はとても良くていい馬だなと思いましたが、それと同時にまだ何も知らなくてレース中に起きる様々なことに対して助けてあげなければならないので、”ビッグベイビー”だなと思いました。コーナリングでも内の馬が外に膨れてきた時に彼自身が手前を替えてしまって対応できませんでした。これから色々な経験をして成長してほしいですし、距離に関してはもう少し長い方が彼の大きなストライドが活きてくると思います」

パドック解説では万哲さんに非常に良い馬と褒められていましたし、馬体は間違いなく抜けて良く見えましたが、スタートで全てが終わってしまいました。

そしてレース中もマーカンド騎手のコメントにあるようにまだまだ若さを見せていたようですね。”ビッグベイビー”と評しているのが的確かもしれませんね。

これは完全に度外視の結果でしょうし、次のレースで大きく変わりそうですね。

これで2025年の出資馬の出走は終了。

最後は勝利で飾るチャンスだったのですが年間10勝でフィニッシュでした。

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