おはようございます。
先週はあいにくの雨の中での競馬でした。中山は降雪も心配されて、AJCCの前日発売も取りやめになっていましたが、中止にはならず天気も雨→曇でした。中山は開催最終週だったので来週以降の問題はありませんが、ただでさえボコボコなのにあと2週開催がある中京はかなり厳しい馬場になりそうです。小倉はまだ2週ですし、重馬場止まりだったのでまだ大丈夫でしょうが、今回は小倉も3月まで連続開催なので心配は心配ですね。スティクス(3牝・武幸厩舎)には馬場が良い時にレースに出て欲しいですね。
先週の重賞はクラブ馬の勝利は無し。それぞれの重賞で2着には来ましたけどね。
本日は2頭取り上げます。1頭は日曜日の中山10RアレキサンドライトS ダート1800mを楽勝したアメリカンシード(4牡・藤岡厩舎)です。デビューから芝を使われ昨年は皐月賞にも出走しました。しかし1勝止まりで、昨年の秋からダートへ路線変更しました。すると1勝クラス7馬身、2勝クラス5馬身、そして日曜日の3勝クラスで5馬身とダートで3連勝を決めました。ダートは3戦3勝ですから全く底を見せていません。次はマーチSあたりでしょうか?それにしてもなぜ芝を使っていたんでしょうね?もちろんオーナーサイドの意向もあるかと思いますが、血統的には父が北米の大種牡馬Tapit、母父がストームバード系のStormin Feverですから普通は真っ先にダートを使いたくなってしまいますよね。ただ母がアメリカの芝G1ホースですので芝で全くダメということも無さそうということがあったんでしょうかね?クロフネやゴールドアリュール、スマートファルコン、ヴァーミリアンなんかも最初は芝を走ってましたからね。どこで馬の運命が変わるか分からないものですね。血統的にもアメリカンシードは完全に日本の血は入っていませんから、種牡馬としての価値もありそうなので、このまま重賞→G1とステップアップで勝利を重ねたらスタッドインは間違いないのでは無いでしょうか。
2頭目はAJCCを勝利したアリストテレス(4牡・音無厩舎)です。この馬はバレークイーン牝系の馬です。フサイチコンコルド、アンライバルド、ヴィクトリーのクラシックホース、リンカーン、アドミラブル、そしてこのアリストテレスがクラシックで馬券内に来ています。私の所有馬にはグローリアスデイズ19(2牝・中舘厩舎)がいます。牡馬の活躍の方が目立つのが気がかりではありますが、これだけの牡馬が出ているのは牝馬の活躍があるからこそでしょう!とポジティブに考えます。一応エスポワールや母のグローリアスデイズも重賞で好勝負はしています。私はこのグローリアスデイズ19が第二のアーモンドアイになることを願っています。話は逸れましたがアリストテレスは重賞初勝利。母系にトニービンもありますからこれからさらに良くなってくるでしょう。気がかりなのは牝系の活躍している牡馬が種牡馬としては微妙だということ。競争能力の繁殖力が牝の方にしか行かないんですかね?あとリンカーンは長く重賞でも活躍できましたが、それ以外は一発屋か怪我で競争成績が伸び悩んでいることでしょうか。天皇賞に行くのか大阪杯に行くのか分かりませんが、菊花賞で惜敗したコントレイルとの再戦があれば楽しみですね。