おはようございます。
先週は日本ではG1の開催はありませんでしたが、重賞が4つ組まれていました。また、秋の福島開催が始まり、福島競馬場は1年ぶりに有観客での開催となりました。
重賞を振り返ると、土曜日の阪神では2歳牝馬の重賞、ファンタジーSが行われ、ウォーターナビレラ(2牝・武幸厩舎)が武豊騎手騎乗で勝利しました。この兄弟での重賞制覇は初、そしてウォーターナビレラの父シルバーステートにとっても産駒の重賞初制覇となりました。これで3戦3勝で距離も1500m、1600m、1400mとマイル前後の距離で結果を残しています。そして出ました母父キングヘイローです。ピクシーナイト(シンザン記念、スプリンターズS)、ディープボンド(阪神大賞典、ファワ賞)、ヴァイスメテオール(ラジオNIKKEI賞)、メイショウムラクモ(レパードS)、アサマノイタズラ(セントライト記念)に続いて今年重賞8勝目となりました。母父産駒は少ないですがこれだけ重賞を勝っているのでBMSの順位も15位です。14位のサクラバクシンオーとは出走頭数が半分なので、そう考えると凄い数字です。ちなみにウォーターナビレラのデビュー戦ではルージュレイア(2牝・尾関厩舎)が一緒に走って6着でした。レイアも帰厩したので東京開催で復帰できるかもしれません。
同じく土曜日に東京でも2歳馬のG2 京王杯2歳Sが行われ広尾Rのキングエルメス(2牡・矢作厩舎)が逃げ切り勝ちを収めました。広尾の馬と言えば矢作厩舎。むしろそれしか走らないと揶揄されていましたが、今回重賞を勝ったのも矢作厩舎の所属馬でした。矢作厩舎は日米で大活躍です。母ステラリードは函館2歳S勝ち馬で半姉パラスアテナは紫苑S2着、秋華賞4着、半兄カイザーノヴァはクローバー賞勝ちと活躍している血統ですが、産駒の重賞勝ちは初めてでした。騎手も矢作厩舎と言えばの坂井騎手での重賞制覇となりました。牝馬で1番人気に推されたコラリン(2牝・木村哲厩舎)は4着でした。距離が長かったとのことですが、前回に引き続き出遅れた点も気になりました。出資馬モルジアナ20の半姉になりますが、血統的にやはり短いところが合うんでしょうね。父スクリーンヒーローに変わることで1600mくらいまでは持って欲しい…
日曜日のアルゼンチン共和国杯はシルクのオーソリティ(4牡・木村哲厩舎)が連覇達成となりました。シーザリオ牝系にオルフェーヴルという配合。トップハンデでしたが、ちょっとここでは力が違いました。G1では足りない馬なのですが、2度の骨折がありながらG2を3つ勝っている訳ですから立派です。意外とこういう日本であと一歩の馬が海外競馬で花開くパターンがあると思うんですよね。東京のこれくらいの距離のレースとなるとJCしかありませんし、そうなるとレベルも高い。オルフェもシーザリオも遠征に強かったので春の天皇賞よりもドバイ、香港、オーストラリアとかの方が面白そうなんですよね…もちろん遠征費用が会員負担になるレースは大変ですが。木村哲也調教師にとっては復帰後初の重賞勝利ですね。
チャンピオンズCの前哨戦みやこSは阪神D1800mで行われメイショウハリオ(4牡・岡田稲厩舎)がロードブレスとの鍔迫り合いを制して重賞初制覇となりました。父はパイロで母父マンカフェという血統。ダートのパイロですが、中央のダート重賞では実はこれがまだ2勝目に過ぎません。1勝目は昨年のレパードSのケンシンコウでした。獲得賞金上位組は基本的にはダートレースを求めて地方に移籍するということもあるかもしれませんが。そしてダートということもあり産駒成績は牡馬が圧倒。コルトサイアーなんでしょうね。
そして個人的には悲劇が起きました。。。
5レース中4レース的中。外したのが最初のレースだったのでワクワクもなく終わりました。今年対象レースで勝っていない騎手が来たら事故だと思って実績残している騎手を逆らわずに買えばよかったです。
ちなみにこの当たった4レースの単勝500円、複勝1000円を勝っていれば4500円の支出で約20000円の配当なので、15000円位はプラスでしたね。まぁ1頭に絞って当てられていたかは疑問ですが。
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