先週は世代頂点を決める戦い日本ダービーでした。今回も多くのクラブ馬が参戦しましたが、いつか自分の愛馬も挑戦する時が来るのか?手持ちのラインナップ的に来年は厳しそうだけど、再来年のダービーを目指せるような馬を見つけたいですね✨
葵ステークス 京都 芝1,200m
勝ったのは武豊騎手騎乗の4番人気モズメイメイ(牝3/音無)でした。一瞬「これはカンパイ?」と思うほどのロケット🚀スタートを決めると、その時点で他馬とは2馬身以上のリード。スイスイ逃げて初のスプリント戦もお構いなしの逃走劇を演じて重賞2勝目。これまでの3勝が全てマイルだったので新たな一面を見せることができました。
なかなか種牡馬としては厳しい状況の父リアルインパクトにとっては孝行娘ですね。芝短距離路線では牝馬も十分G1クラスでも通用しますから、秋が楽しみですね。
日本ダービー 東京 芝2,400m
勝ったのはD.レーン騎手騎乗の4番人気タスティエーラ(牡3/堀)でした。大逃げを打ったパクスオトマニカを早めに捉えに行き、最後はソールオリエンス、ハーツコンチェルトの追撃を凌ぎ切って世代の頂点に立ちました。乗り替わりが勝てないレースと言われる日本ダービーでレーン騎手との初コンビで勝利🏆松山騎手も悔しいでしょうが、3着にハーツコンチェルトを持ってきていますし、いつかこの悔しさを晴らして欲しい。
タスティエーラの血統については⏬
父のサトノクラウンについては⏬
https://rini-mlb-horse.online/🟢がんばれサトノクラウン産駒🟡/
サンデーサイレンスを持たない種牡馬であるサトノクラウンはその血の希少性がありますが、種付け頭数が下降傾向にありました。ただ今回のタスティエーラの勝利でこの流れも変わってくるかもしれません。
タスティエーラは2021年のキャロットの募集の際に一般で申し込んでいたのですが、最優先にしておけば取れていた可能性もあった馬(×なし抽選)…評価していただけに悔しいですが、キャロットは10年計画。アワブラに入るような牝馬を掴んでその産駒に優先的に出資する作戦を立てている以上仕方ありません。
ただこれでますます新種牡馬に出資すべしということ、狙う価格帯は3,000万円前後というのが明確になりました。今年こそ大物を掴みたい🔥
目黒記念 東京 芝2,500m
こちらも勝利したのはD.レーン騎手騎乗の4番人気ヒートオンビート(牡6/友道)でした。大接戦のゴール前でしたが粘るディアスティマを捉えて重賞初制覇。トップハンデを克服しての勝利は価値があります。過去重賞では2着3回3着3回とあと一歩のところまできていたので今回は悲願の重賞制覇となりました。
父キングハメハメハの産駒の重賞勝利はグロリアムンディに続いて2週連続。母は桜花賞馬マルセリーナでこのレースには半兄のラストドラフトも出走していたので兄弟対決も制したことになりますね。
ダービーは上位3頭がキャロット、社台RH、グリーンFとクラブ馬が独占でしたが、このレースも社台RH、サンデーR、シルクとクラブ馬が上位独占でした。
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堀田茂先生著「競馬サイエンス 生物学・遺伝学に基づくサラブレッドの血統入門」です✨
何気なく我々が馬選びや、馬券検討の際に言っている血統の知識。ただその本質を分かっているでしょうか?正直私も分かっていなかった部分が多く、大変参考になりました。まだ読まれていない競馬付きの方はぜひお手に取ってみて下さい。