おはようございます。
先週の競馬は外出中でリアタイで見ることができなかったのですが、とんでもない馬が勝ったみたいで、ニュースサイトも盛り上がってました💡
北九州記念 小倉 芝1,200m
勝ったのは川須騎手騎乗の18頭立の16番人気、単勝万馬券のボンボヤージ(牝5・梅田)でした。夏は牝馬❗️まさにそれを体現するレースでしたね。斤量51kgも活きましたね。川須騎手のJRA重賞勝利は2015年の関屋記念以来となります。梅田厩舎も本馬の兄のファンタジストが勝った2018年の小倉2歳S以来のJRA重賞勝利でした。
血統は父がロードカナロアで全兄がファンタジストとなります。兄のファンタジストは前述の小倉2歳S、京王杯2歳Sとデビュー3連勝で重賞2連勝。その勢いで朝日杯に挑むも距離の壁にも阻まれて4着に敗退。その後2019年の京阪杯で心不全を発症し、競走中止、そのまま息を引き取りました。そんな兄に続いての重賞制覇となりましたが、兄も勝ったことのある舞台でしたし、そういう思い入れがある人には取れた馬券なのかもしれませんね。
川須騎手も久々の重賞勝利✨2011年には91勝を挙げてリーディング6位。そして翌年には重賞も3勝を挙げています。ただ荒い騎乗が競馬サークル内での不評を買っていたことも影響があるのか、なかなか良い成績を残せていない状況でリーディングも下位、今年は特に成績がよく無かったです。ボンボヤージとも久々のコンビ再結成でしたが結果を残しましたし、この機会で再浮上に期待したいですね。
札幌記念 札幌 芝2,000m
勝ったのは藤岡佑騎手騎乗の3番人気のジャックドール(牡4・藤岡)でした。いつもなら逃げる馬ですが、パンサラッサにハナを譲り、3、4番手に待機。直線早めに前のパンサラッサに競りかけて直線は一騎打ちでしたが、競り負かしての重賞2勝目。G1馬が5頭出走していましたが、完全に前残りのレースでどう評価していいのか難しいレースでした。G1馬5頭といっても旬を過ぎた馬がチラホラいますからね…
モーリス産駒で中距離の一戦級と言えば本馬ですが、秋にはエプソムCを勝ったノースブリッジも始動しますし、秋の天皇賞での父子制覇も期待がかかります。大阪杯で敗れるまでは金鯱賞を含む5連勝をしましたから、これから再び連勝街道に入ることもあるかもしれません。ハナを奪わなくてもやれることは証明しましたからね。