おはようございます。
先週は小倉でスプリントG3の北九州記念、札幌でG1クラスのスーパーG2札幌記念が開催されました。
北九州記念を勝ったのは3歳牝馬のヨカヨカ(3牝・谷潔厩舎)でした。昨年から今年の3歳牝馬戦線序盤を盛り上げた馬でしたね。熊本産馬は初のJRA重賞制覇となりました。父のスクワートルスクワートの産駒もJRA重賞初制覇ですね。九州産馬に関してはどうしても種牡馬のレベルの問題もありますが、こうやって重賞を勝つ馬が出てくるというのは九州の生産界にとっても嬉しいニュースだと思います。
札幌記念を勝ったのも3歳牝馬で桜花賞馬のソダシ(3牝・須貝厩舎)でした。こちらもオークスは敗れましたが、それまでは間違いなく世代の中心馬でした。金子オーナーも重賞100勝目という節目の勝利となりました。個人馬主でこの成績とは…しかしG1を2つ勝っている訳ですから、初の古馬との対戦とは言え、ここで52kgというのは大きかったですね。
ヨカヨカもハンデ戦ではありましたが、3歳牝馬ということもあり51kgと恵まれました。
3歳牝馬のこの時期の古馬重賞への挑戦は斤量面のメリットがかなり大きいですね。夏のタフな時期に少しでも斤量を軽く走れるのであれば「夏は牝馬」の格言も納得です。
来年の北九州記念に小倉芝1200mで2勝のスティクス(3牝・武幸厩舎)が出てくれることを祈ります!