おはようございます。
先週はクラシックトライアル2重賞が行われました。
まずは中京 芝2000mで行われた秋華賞トライアルローズSですが、勝ったのは4番人気だったサンデーRのアンドヴァラナウト(3牝・池添学厩舎)でした。逃げ粘るエイシンヒテンを上がり3F 33.8の末脚で差し切りました。小柄な牝馬だけあってキレがありますね。血統的にもダイナカール牝系で祖母がエアグルーヴ、母グルヴェイグもマーメイドS勝ちがある良血牝馬ですね。エアグルーヴ系×キンカメだとアドマイヤセプター、ルーラーシップなどがいますし相性はもちろんいいでしょうが、この牝系はコンスタントに活躍馬を出してきますね。自身の成績もこれで6戦3勝2着3回とパーフェクト連対。本番も人気が出そうです。
この結果アンドヴァラナウト、エイシンヒテン、アールドヴィーヴルが秋華賞への権利を獲得しました。紫苑S組のファインルージュ、スルーセブンシーズ、ミスフィガロと合わせて6頭が権利を獲得しました。ファインルージュは賞金を持っていましたが、それ以外は2勝クラスの馬が権利を獲得しましたので非権利持ちの馬の出走ボーダーは上がってくると思われます。
月曜日には中山 芝2200mで菊花賞トライアルのセントライト記念が行われ、アサマノイタズラ(3牡・手塚厩舎)が勝利。父ヴィクトワールピサ同様の中山巧者振りを見せましたが、加えて注目は母父キングヘイロー!そう、ピクシーナイト、ヴァイスメテオール、メイショウムラクモに続いてのこの世代4頭目の重賞制覇となっています。後方からすごい脚を使いましたね。2着のソーヴァリアントは色々あった馬ですが、確実に力は付けていますし、復帰戦だったオーソクレースも十分な走りだったのではないでしょうか?
これでアサマノイタズラ、ソーヴァリアント、オーソクレースが菊花賞への優先出走権を獲得しました。
ルメールは本番オーソクレースに乗るのか?それともヴァイスメテオールを選ぶのか、わからなくなりましたね。