先週の重賞振り返り【プロキオンステークス & 7/7七夕開催の七夕賞】

  • 2024年7月7日
  • 競馬

勝ったのは武豊騎手騎乗の1番人気ヤマニンウルス(牡4/斉藤崇)でした。3番手追走すると4コーナーでは楽な手応えで先頭に並びかけ、直線では早々と先頭に立ちます。追ってきたスレイマンとの一騎打ちかと思わせましたが、最後は3馬身突き放しての勝利でデビュー5連勝で重賞初制覇となりました。

父ジャスタウェイ 母ヤマニンハピオネ(母父スウェプトオーヴァーボード)という血統の錦岡牧場生産馬。ジャスタウェイ産駒はマスターフェンサーやテオレーマなどダート重賞でも活躍した馬を輩出してきましたがJRAのダートグレードレースを制したのは初めて。

この馬については以前から注目されていましたし、今年の2月のブログでも書いていました💡

デビュー以来馬体重もずっと増加で出走しており、今回は584kgでの出走で前走時からプラス2kgでの出走となりました。脚元を考えると良くはないのでしょうが、ダート馬としては素晴らしいものを持っているますね。ただデビューから2年でまだ5走とやはり一戦一戦が勝負。今回はアメリカンビキニと併走調教も行っていたので応援していましたが、早くアメリカンビキニにも勝ち上がって、このレベルまで行って欲しいですね。

5年ぶりの七夕開催の七夕賞。その時の勝ち馬はミッキースワローでしたが、勝負服には星柄★。そして今回も勝ったのは星柄の勝負服の戸崎騎手騎乗の2番人気レッドラディエンス(牡5/友道)でした。中段からレースを進めて、直線は先に抜け出した同じ勝負服のレッドランメルト目掛けて外から接近。上がり3F34.9秒の末脚で差し切って重賞初制覇となりました。

父ディープインパクト 母ベルフォマーダ(母父Jump Start)という血統の社台牧場生産馬。母はアルゼンチンオークス🇦🇷3着🥉の実績。今年の募集にはラインナップされていませんでしたが、東サラは一時期社台牧場生産馬が多くいましたね。実績のない牧場でしかもほとんどが高額募集馬だったので避けていましたが重賞馬が誕生しました。東サラのJRA重賞制覇は昨年の京王杯SCのレッドモンレーヴ以来。この5歳世代までは良いのですが、問題は4歳、3歳ですよね…

本馬はデビュー戦こそ6着に敗れましたがそこから11戦で5勝2着5回3着1回とほぼパーフェクトな成績。クラスが上がってもすぐに通用しているところからも、持っている素質はなかなかなものがあるのではないでしょうか?勝てなくても上位に入ってくれることは出資者としてもありがたいですからね。

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