先週の重賞振り返り【ローズステークス&セントライト記念 久々の3日間開催】

  • 2024年9月16日
  • 競馬

先週は久々の3日間開催💡

秋華賞、菊花賞に向けたトライアルG2が開催されました。

セキトバイーストが後続を引き離して逃げる展開の中、中団からレースを進めた川田騎手騎乗の2番人気クイーンズウォーク(牝3/中内田)が差し切り勝ち。クイーンCに続いての重賞2勝目となりました。

父キズナ 母ウェイヴェルアべニュー(母父Harlington)という血統のノーザンファーム生産馬でサンデーRにて7000万円で募集された本馬。BCフィリー&メアスプリントの覇者である母。そして本馬の半兄は朝日杯FSを勝った種牡馬のグレナディアガーズという超良血。春のクラシックは桜花賞8着、オークス4着でしたが、トライアル勝利の勢いで最後の1冠を獲得できるでしょうか?

2着にはシルクのチェレスタ。ここまで4戦2勝で馬券圏外になったことがない堅実な馬がここでも2着に入り秋華賞への権利&賞金加算に成功。募集価格2,400万円のハービンジャー産駒ですがさすが結果を残しました。3着には逃げたセキトバイーストが入り波乱を演出。桜花賞にも出走した馬でしたが、ここでは展開も向きましたね。

残念だったのは1.7倍の1番人気だったレガレイラ。久々の牝馬との戦いだったものの振いませんでしたね…+10kgで仕上げ途上だったのかもしれませんし、そもそもトライアルをわざわざ使ったのも珍しいと思ったので公開調教みたいなものだったのかもしれません。

勝ったのはルメール騎手騎乗の2番人気アーバンシック(牡3/武井)でした。中団からレースを進めて、先に動いた1番人気のコスモキュランダが直線で抜け出したところに、直線で一気に加速して差し切り勝ち。重賞初制覇となりました🏆

父スワーヴリチャード 母エッジースタイル(母父ハービンジャー)という血統のノーザンファーム生産馬でシルクホースクラブで2,800万円で募集された本馬。シルクの追加募集の1頭でしたが大人気の馬でした。やはりシルクの追加募集は走りますよね… 血統は3代母がウインドインハーヘアで同じ牝系から21年産はレガレイラ(ホープフルS)、ステレンボッシュ(桜花賞)と2頭のG1ホースが誕生していますが、本馬もついに重賞勝利。元々スタミナ色の強い母系ですから菊花賞もこなしてくれそうな印象。最後の1冠を戴冠できるでしょうか?

2着は皐月賞2着のコスモキュランダが確保。横綱相撲のレースをしようとしましたが目標にされてしまいました。それでも最後は3着以下は突き放していますし、強い馬だということは証明しました。アルアイン産駒が不調な中で現状本馬が初年度産駒の希望の光ですからね。同じオセアニア系の母系のドゥレッツァが昨年菊花賞を制していますが、父も違いますからね…アルアインは距離が伸びて良いタイプでは無かったですからね。

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