先週の重賞振り返り【函館2歳ステークス & 函館記念 函館は重賞祭り✨】

  • 2024年7月14日
  • 競馬

勝ったのは佐々木騎手騎乗の1番人気サトノカルナバル(牡2/堀)でした。4番手追走からジリジリと直線では脚を伸ばして勝利。東京の新馬戦を圧勝して、わざわざここに連れて来たので相当堀先生も自信があるのかと思いましたが、しっかりと結果を出して2連勝で世代最初のJRA重賞を制しました。佐々木騎手も3年目で初の重賞制覇となりました🥇

父キタサンブラック 母リアリサトリス(母父Numerous)というノーザンファーム生産馬で、ノーザンファームミックスセールの出身。全兄ジャスティンスカイも活躍していますが、血統については詳しく別の記事で取り上げるので詳しくは割愛。

キタサンブラック産駒は2024年重賞初勝利。セレクトセールでもあれだけ賑わせていましたが、イクイノックスのジャパンカップ以来重賞勝利はありませんでした。しかもスプリントでの重賞勝利は初めて。これまではラヴェルのアルテミスSの1,600mが最短距離でした。2歳世代が4世代目なので、正直質はいまひとつな世代。1歳世代が注目ですから、募集はさらに加熱しそうです。

勝ったのは岩田康騎手騎乗の3番人気ホウオウビスケッツ(牡4/奥村武)でした。2番手追走から直線半ばで逃げ馬を追い抜くと、後続を突き放す強い競馬で3.1/2の差をつけての勝利で重賞初制覇を飾りました🥇

父マインドユアビスケッツ 母ホウオウサブリナ(母父ルーラーシップ)という血統の岡田スタッド生産馬。マインドユアビスケッツ産駒はデルマソトガケが活躍していますが、JRAの重賞は初制覇🏆しかも芝のレースを制しました。母ホウオウサブリナは牝馬マンファスのインクロスを3×2で持っていた馬。マンファスはキングカメハメハの母にあたる牝馬で、ホウオウサブリナの母トラヴェシーアと父ルーラーシップの父キングカメハメハが半兄妹になります。

巴賞からの連勝は19年ぶりとのことで、その時の勝ち馬エリモハリアーは2005年の函館記念の勝利から3年連続で同一重賞制覇。しかも2005年の函館記念以来の勝利は2006年、2007年の函館記念のみという超函館巧者でした。

流石にホウオウビスケッツがそこを目指すとは思いませんが、昨年のダービーで0.2秒差の6着だった訳ですからやっとその力を証明できましたね✨

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