先週の重賞振り返り【安田記念 & 鳴尾記念】

  • 2024年6月2日
  • 競馬

勝ったのは岩田望騎手騎乗の1番人気ヨーホーレイク(牡6/友道)でした。直前で1番人気だったロードデルレイが除外になってしまうというまさかの展開でしたが、中団前めからのレースで直線抜け出すと外から迫る同じ勝負服のボッケリーニとのデッドヒートを制して重賞2勝目🏆🏆屈腱炎で2年以上の休養を挟んでの復帰3戦目で復活の勝利を挙げました。

父ディープインパクト 母クロウキャニオン(母父フレンチデピュティ)という血統。優秀な血統で祖母、母も重賞戦線で活躍しましたが、きょうだい達もビッグタイトルには手が届かないものの重賞勝ちのボレアス、カミノタサハラ以外にも重賞で2、3着を経験している馬が多くいます。

屈腱炎から復帰してからも金鯱賞3着、新潟大賞典3着としっかりと結果を残していましたが、これが2022年の日経新春杯以来の重賞制覇。6歳ですがまだ10戦しか経験していないこともあり馬も若いのでしょう。まだまだ上位戦線で活躍してくれそうです。宝塚記念には向かわずに秋に備えるということですから、天皇賞・秋が本命かもしれませんね。

そして2着のボッケリーニはこれが8度目の重賞2着。重賞3勝もしているのですが、この2着のうち今回含めて5回はタイム差なし。0.1秒差が1度でしたから6回くらいはほんの少しの差で勝利に繋がっていたかもしれないと考えるとこの馬の運命ももっと違うものになったかもしれませんね。8歳ながら衰えを知らない活躍は馬主孝行ですね。

そして金子オーナーの馬の重賞ワンツーもなんか既視感があるな?と思ったら今年のAJCC以来でしたね。その際の2着も今回同様ボッケリーニでした😅

勝ったのはJ.マクドナルド騎手騎乗の1番人気の香港馬ロマンチックウォリアー(セン6/シャム)でした。レース前から悪天候が予想されていましたが、どれだけの雨量でどんな馬場になるのか?馬券を予想する方々にとっては難しいレースでしたが、そんなことはこの馬には関係ありませんでした。直線で早めに抜け出すとナミュール、ソウルラッシュの猛追を1/2馬身退けました。

QE2を3連覇するなど中距離ホースのイメージがあり、実際マイル戦は久々のレースでしたが、ゴールデンシックスティが相手に2着などを演じている馬ですからこのメンバー相手ではたとえマイル戦でも力が違いましたね。

安田記念の外国馬の勝利はハートレイク、フェアリーキングプローン、ブリッシュラックに続いて4頭目。宝塚記念にも登録がありましたが、回避して香港のシーズンに備えて帰国することが陣営からも発表されました。この馬が宝塚記念に出てきていたら日本馬にとってはかなりの強敵でしょうし、外国馬初の宝塚記念制覇となったかもしれませんね。

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