キーンランドカップ 札幌 芝1,200m
勝ったのはD.レーン騎手騎乗の2番人気サトノレーヴ(牡5/堀)でした。4番手を追走すると直線早めに抜け出すと1.1/2馬身の差をつけての完勝。これで前走の函館SSに続いての重賞連勝🥇🥇サマースプリントチャンピオンを一気に手繰り寄せました。
父ロードカナロア 母チリエージェ(母父サクラバクシンオー)という血統の日高町白井牧場生産馬。2019年セレクトセール当歳セッションで5,832万円での落札。半兄にハクサンムーンがいる血統。さらに半兄Warring Statesはセレクトセールでカタールレーシングに落札されドイツでデビューしてG3を制したワールドワイドな血統。
WASJシリーズ開催中ということもあり来日していたレーン騎手が手綱を取って勝利となりましたが、本来の主戦は浜中騎手。ただ浜中騎手には今回も出走して5着だったナムラクレアがお手馬としているので今後はどうするのか?そしてあっさり重賞を持っていくレーン騎手もさすが。JRA重賞は昨年の目黒記念のヒートオンビート以来ですね。
新潟2歳ステークス 新潟 芝1,600m
勝ったのは北村友騎手騎乗の6番人気トータルクラリティ(牡2/池添)でした。4番手の外を追走して、最後の直線では外から先頭に出ますが、さらに外から伸びた1番人気のコートアリシアンに一旦は完全に差されますが、そこから根性で差し返してデビューからの連勝で重賞制覇となりました🏆
父バゴ 母ビットレート(母父スペシャルウィーク)という血統のノーザンファーム生産馬でキャロットクラブ所属。しかしノーザン生産のバゴの打率は恐ろしいですね。これで今年のキャロットのバゴ産駒の人気もさらに上がるでしょうね。本馬は上2頭の牝馬は未勝利ですが、初の牡馬産駒が連勝で重賞制覇。一応1つ上のエクサビットは8戦して2着が5度もあるのですが未勝利戦は今週で終了と考えるとJRAでの勝ち上がりは厳しいかもしれませんね。スルーオール系ということで同じ牝系からはパッシングスルーやスルーセブンシーズが出ている血統。昨年の募集時には43位T評価だったので一応申し込み対象ではあったのですが、申し込みはせず。一般申し込み内での抽選だったので結構多くの人にチャンスがあった馬でしょうね。
まだフラフラ走りながらも差し返しての重賞勝利は今後が楽しみ。
2着のコートアリシアンも牝馬ですし、2歳戦で同じ斤量を背負っていたと考えると今後は逆転の可能性も十分あるでしょうし、賞金加算できたことは今後に有利ですね。サートゥルナーリア産駒の重賞初制覇はお預けです。
馬体は語る2 [ 治郎丸敬之 ] 価格:2090円 |