先週の重賞振り返り【東京新聞杯 & きさらぎ賞】

  • 2024年2月7日
  • 競馬

先週はG3ながら比較的重要な重賞の東京新聞杯、きさらぎ賞が東西で行われました。

勝ったのはR.キング騎手騎乗の7番人気サクラトゥジュール(牡7/堀)でした。1番人気のマスクトディーヴァが大きく出遅れるという大波乱。逃げたウインカーネリアンを内からスルスル抜け出して差し切り勝ち。R.キング騎手は今年2度目の重賞制覇となりました。

祖母がセダンフォーエバーということで私が大好きだったサクラプレジデントのおいになります。そしてそのサクラプレジデントを皐月賞で負かして、デムーロ騎手が田中勝春騎手の頭を叩いたことで有名なネオユニヴァースが父にいるというエモい血統構成をしています。

ネオユニヴァースの産駒がJRAの芝重賞を制したのは2017年のサンデーウィザードが制した新潟大賞典以来。ダート種牡馬のような立ち位置になっていたので芝で勝ち馬が出るとは思いませんでした。

ゴール前3頭大接戦の中制したのはR.ピーヒュレク騎手騎乗の1番人気ビザンチンドリーム(牡3/坂口)でした。なかなか来日以降結果が出せていなかったピーヒュレク騎手もこれでJRA重賞初勝利。ビザンチンドリームも2戦2勝でクラシック候補に名乗りを上げました。

本馬はフサイチエアデールを曽祖母に持つ血統で、ラスティックベルの牝系。同系からは多くの活躍馬を輩出しています。そして父は今年絶好調のエピファネイア。これで今年早くも重賞4勝目。しかも3歳馬が3勝していますから、この世代が当たり年ということですね。やはり3世代目、4世代目の谷間を抜けて活躍馬が出てきましたね。EIもそれを示すようにV字回復です。

散々叩かれていたエピファネイアですが古馬で重賞を勝つ馬も出てきていますし、早熟性も持ち合わせているとなると非の打ち所がない種牡馬になってきますね。せめて2歳世代で出資しておきたかったですね…抽優が当たっていれば…

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