おはようございます。
10/3は凱旋門賞がフランス パリロンシャン競馬場で行われました。
朝の時点で有力馬の一頭ラブが発熱でスクラッチ、14頭での戦いとなりました。
重馬場ということで非常に走りづらそうな状態でしたが、クロノジェネシスは3番手から、ディープボンドは後方からレースを進めました。直線に入るところでディープボンドが捲りにかかり、クロノジェネシスも先頭のアダイヤーを捉えようと促しますが、逆に差が広がってしまいます。
直線は内からタルナワ、真ん中ハリケーンレーンが脚を伸ばすところを外から差したのがトルカータータッソ❗️❗️ブックメーカーのオッズでも12番人気、日本の人気は13番人気という超穴馬😵日本だけではなく、海外でも人気がありませんでしたから、世界が驚いたでしょうね。ドイツ調教馬でG1をドイツで3勝していましたが、初の海外レースでの勝利が凱旋門賞となりました。ドイツ調教馬の勝利は2011年デインドリーム以来です。
一応血統表を載せましょう。いつもの通りnetkeiba.comさんから拝借。
父も母父も全く馴染みがない😭in the Wingsはシングスピールの父ですね。面白いのはAlyaとAllegrettaの全姉妹クロスがあるところですね。Alyaはドイツオークスの2着馬、Allegrettaはイギリスのオークストライアルの2着馬ですが、目立った成績はそれくらい。Allegrettaの孫にエポカローザという馬がいて日本で走り、繁殖生活を送っています。池江泰郎厩舎で吉田和子さんの所有、ノーザンFで繁殖生活を送っていましたが、活躍馬を出せずに八田ファームさんに移動になっています。
ただ実はこのAllegettaは凄い馬を産んでいます。それがUrban Seaです。1993年の凱旋門賞馬ですね。そしてもっと有名なのがGalileo、Sea The Starsという2頭の名馬の母ということです。まさかの超良血❗️
馴染みがないなぁと思って見始めたトルカータータッソの血統表ですが、よく見ると凱旋門賞を勝つだけの血がしっかりと流れていましたね。終わってからではなくて、始まる前からこういうところに気がつく人が馬券も上手い人なんだろうなぁと痛感しますね。
しかし日本の競馬はどうして凱旋門賞に拘るのだろうか?どうしても勝ちたいのなら日本の芝を改修して、もっとコースの起伏を大きくしてとかしないと無理だと思うんですけど?欧州と日本の芝は完全に違う種目だと思うし、勝つことで得られるのは名誉と賞金?そもそも欧州の種牡馬に対して日本では「重い」、「日本の競馬ではスピードが足りない」と言ってるのだから、勝ったとしても日本での繁殖の価値が無いと思うのだが?矛盾してると思いません?個人の戯言ですが…