早くも2歳馬6頭が勝ち上がり✨絶好調のモーリス産駒

2歳戦がスタートして1ヶ月以上が経ちましたがモーリス産駒が芝のレースで躍動しています。ここまでの勝ち馬は以下の5頭⏬

シュトラウスミルテンベルクダノンエアズロックフェンダー、ジュントネフヘルモーズ

距離も1,200mから2,000mと比較的幅広い距離に対応。6勝のうち不良馬場が2回、稍重2回、良馬場2回と馬場も不問。シュトラウスの勝ち方が印象的でしたね。全部が牡馬というのも特徴でしょうかね。

そしてキャロット2頭、シルク1頭とクラブ所属馬が活躍中。確かにこの世代の募集馬はモーリスの産駒が多かった印象があり、見返すとシルク7頭、キャロット10頭の募集でしたので募集の約10%はモーリス産駒でした。

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ちなみにフェンダーは私のシルク募集時ランクで8位Tの上位評価✨

シュトラウスはキャロットの評価で35位Tと上位1/3位には入っていました。そしてミルテンベルクは60位Tと下位の評価でした。個人的に面白かったのがシュトラウスについての私のコメントメモ。「なかなか大物が出ない母の産駒。ド派手な重戦車」と当時記載していました。不良馬場をものともしない圧勝はまさに重戦車でしたね。

ちなみにシルクのモーリス産駒でも最も評価していたのはフェンダーでしたが、キャロットのモーリス産駒で最高評価は全体2位🥈だったシュヴェルトリリエ(牡2/矢作)です。ただ高額すぎて手が出せませんでした😥

愛馬にもモーリス産駒ヴィントシュティレ(牝2/古賀)がいますし、こちらも既にゲート試験合格済み。好調なモーリス産駒の流れに乗りたいですね。まだ具体的な目標は立てられていませんが、馬体はいわゆるモーリス産駒というパワフルさは無く、どちらかと言えばスラっとしている印象があります。なんとなく距離が持ちそうな印象です。

シルクにもモーリス産駒の大物がいます。それがオールライズ(牡2/大竹)です。母がツルマルワンピースということで半兄がブラストワンピースとなります。募集時で既に526kgあり、大きくなる血統で脚元への不安もあったのですが、不安が的中。右トモの破行があり休養。その間に馬体重がついに600kgを超えてしまいました。ちょっと意味が異なる大物ですがG1馬の下ですから期待度も高いです。

モーリスは現2歳世代が4世代目。本来ならば3世代目、4世代目は谷間の世代で成績が落ちるのですが、今のところはその通例を覆す活躍を見せています。逆にモーリス産駒は2世代目の2019年産がイマイチで日本での産駒はラーグルフ、カフジオクタゴンが重賞を制していますが、初年度産駒がピクシーナイト、ジェラルディーナ、ジャックドールとG1を3勝しているのと比べるとちょっと寂しい結果に。3世代目の現3歳はまだ重賞を勝った馬はいませんが、ペリファーニアが牝馬クラシック戦線で頑張りました。2歳世代もまだ大きな結果を残した訳ではありませんが、これだけ早くから勝ち上がれば2歳のうちは重賞にチャレンジできる回数も増えます。それだけで十分なアドバンテージとなります。

ただモーリス産駒は現在JRA重賞を13勝しているのですが2歳重賞は未勝利です。確かにモーリス自身が2歳〜3歳の間は人気になるものの結果が伴わないというもどかしい競馬が続いていました。確かにまだ距離適性もわからずさまざまな選択肢を試されていたこともありますが、基本的には完成されるのは古馬になってからという種牡馬だと思われます。それでもこれだけ産駒数が増えてデータも取れているので産駒の育て方のノウハウも十分積み上げられていると思います。これだけ2歳戦で活躍し出しているのもその結果だと思いますから、今年はあっさり2歳重賞を制すということも考えられます。

そして我々一口馬主が気にしなければならないのは1歳馬募集です。谷間の世代を抜けたモーリス産駒は狙って行った方が良い種牡馬。一応シルクの2023年1歳馬募集のリストには5頭のモーリス産駒の名前がありました。

モーリスの種付け頭数は

2017年 265頭⇨2018年 245頭⇨2019年212頭⇨2020年165頭⇨2021年146頭

と右肩下がり。初年度から比べると100頭以上減らしています。ただ2021年に種付けされた2022年産は初年度産駒の活躍を受けて付けられた産駒ですので成功例を反映させた産駒が多いはずです。

その筆頭がシルクで募集予定のピクシーホロウの22です。モーリス産駒初のG1ホースであるシルクのピクシーナイトの全妹です。兄は不慮の事故に巻き込まれて1年以上棒に振りましたが無事ならもっと賞金も獲得できていたでしょう。価格は高くなりましたが中内田厩舎というのは期待度が高そうです。それ以外の馬も含めて何故かシルクの2022年産のモーリス産駒は全て牝馬となっています。6歳3月での引退や繁殖としての買取価格を考えると牝馬はあまりシルクではおすすめできないのですが、逆に言えば人気は牡馬牝馬ですし、隠れた良い馬を獲得しやすい可能性はあるのかな?と思います。一般抽選にもそれなりに回ってくる産駒がいると思われるので、出資できるチャンスは比較的あるかもしれませんね。

*写真の掲載についてはキャロットクラブより許可を得ています。

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