未デビュー2歳馬の現状 9月【アジュマン&トロワヴァレー&フィングステン】

2024/09/03　 チャンピオンヒルズ
ハロン16秒くらいまで上げてきましたが、ハミ受けの難しいところが見られました。収まりが悪く、弾くようなことがあります。我慢ができず、背中を使って走れていません。そのため、一旦普通キャンター程度までペースを落とし、入念にフラットワークを行ってそれらの修正を図ってきました。基本的に物覚えは悪くなく、ひとつずつ課題をクリア。今では変な力みはなく、ゆったりとしたストライドで走れるようになっています。現在は日によっては上がりをハロン17秒で伸ばしていますが、特に問題はありません。今後も性急に進めていくのではなく、馬に合わせたメニューで調整し、心身の良化を促していく予定です。馬体重は469㎏。「ハミに突っかかるところがなくなって、背中の力みも取れてきました。体の使い方が上手くなってきましたね。これなら大丈夫でしょう。メリハリをつけたメニューで乗り込んで良化を促していきます」（担当者）

2024/08/20　 チャンピオンヒルズ
先週から騎乗調教を開始しています。まずは軽めのメニューで様子を見ましたが、特に問題はありません。多少周りを気にする程度で概ね鞍上の指示通りに走ることができていました。そのため、徐々にペースアップ。現在はコースでウォーミングアップしたあと、坂路を普通キャンターで入ってラストをハロン18秒くらいで伸ばしています。併せていることもありますが、このくらいであれば手応えは十分。今のところ体力面の不安はなさそうです。飼い喰いも良化しており、馬体重は460㎏と乗りながら少しずつ増えてきました。今後も段階的に負荷を強め、徐々に入厩の態勢を整えていく予定です。「少し神経質なところがありますね。常にアンテナを張って周りを気にしている感じです。でも、変な癖はないし、動きに重さもありません。もうちょっと集中してくれれば更に良くなりそうなんですけどね。ここまでは順調ですよ。様子を見ながら徐々に進めていきます」（担当者）

• 24/9/3 　ＮＦしがらき周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間からは坂路では終い１５秒の調教も取り入れてしっかり乗り込んでいます。乗りながら徐々にトモの踏み込みなど力強さは出てきている印象で、いいトレーニングは積めていると思います。この調子でさらに良化を促していきます」（ＮＦしがらき担当者）
• 24/8/27 　ＮＦしがらき周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「こちらに到着後は、馬体に異常がないことを確認してから、周回コースと坂路で普通キャンターを開始しています。坂路入りの回数はまだ控え目にしていますので、様子を見ながら運動量を上げてしっかり乗り込んでいきます。馬体重は４７３キロです」（ＮＦしがらき担当者）
• 24/8/21 　ＮＦしがらき２０日にＮＦしがらきへ放牧に出ました。「先週のゲート合格後は軽く動かしながら様子を見ていましたが、特に反動はないものの、お伝えしていたとおり一度放牧に出して乗り込んでもらうことにします。昨日ＮＦしがらきへ移動させています」（吉岡師）
• 24/8/16 　吉岡厩舎１６日はゲート試験を受け、無事合格しました。「ゲートに関しては、寄り付きや駐立は問題なかったので、今朝練習がてら試験を受けてみました。発馬は水準以上にいい反応で、心配していたような気持ちの難しさは見せず合格してくれました。このあとは週明けに一度放牧に出すつもりです」（吉岡師）

• 24/9/5 　西園正厩舎４日はゲート練習中心の調教を行いました。５日はゲート試験を受け、無事合格しました。「ここまでゲート練習を重ねて上達してきていたので、今朝試験を受けてみたところ、寄り付きと発馬も問題なく合格することができました。今のところバテたりしている様子はありませんが、もう少し動かしながら放牧を挟むかどうか判断していきます。背はちょっと低めですが、体には幅があってしっかりしているなという印象ですね」（西園正師）
• 24/8/29 　西園正厩舎２８日、２９日はゲート練習中心の調教を行いました。「先週無事にトレセンへ入厩しており、週明けからゲート練習を開始しています。まだ始めたばかりですが、ここまでは順調にこなしてくれていますし、体調も今のところ問題ありません。まずはこのまま試験合格に向けて調整を進めていきます」（西園正師）
• 24/8/24 　西園正厩舎２３日に栗東トレセン・西園正都厩舎に入厩しました。
• 24/8/20 　ＮＦしがらき周回コースと坂路でハロン１７秒程度のキャンター調整を行っています。「この中間は坂路で週２回１５－１５を取り入れています。これまでまだ動き切れていないイメージがあったのですが、乗り込みを重ねて速いペースでもだいぶ対応できるようになってきました。厩舎サイドとも日程の相談をしながら進めていくことができそうです」（ＮＦしがらき担当者）