レイナサグラーダ(牝2/小栗)
9/4 在厩場所:栗東トレセン
小栗実調教師「入厩後は環境の変化から敏感な部分を見せていて、調教後は脚元に浮腫みが出るなど、体質がしっかりしていないところもありましたので、馬の状態に合わせて進めているところです。ただ、調教は休まず行えていて、この馬なりに飼い葉を食べていますし、脚元の浮腫みも徐々に軽くなってきています。今週の体重測定では420kgと、ノーザンファーム空港さんで進めてもらっていた時より体重は減っていますが、馬体はそこまで萎んでいませんし、このまま乗り込みながら付くべきところに筋肉が付いて行けば良いですね。現在はゲート練習を開始していますが、敏感な馬ですから、気持ちが悪い方に向かないように進めていきたいと思います」
8/29 在厩場所:栗東トレセン
小栗実調教師「先週末にノーザンファームしがらきへ移動して、その後も問題無かったようですから、29日の検疫でトレセンへ入厩いたしました。まずはよく脚元を中心に馬体を確認いたしまして、問題無ければ明日から乗り出しを開始いたします。ひとまずゲート練習を重ねていきますが、牧場で見させていただいた時も脚付きのこともあって歩様は硬めですし、慎重に立ち上げていきます」
8/23 在厩場所:ノーザンファーム天栄
空港担当者「この中間は坂路調教を週2回行い、ハロン14秒~16秒で全日2本ずつ登坂していました。普段は大人しくて扱いやすいですが、乗ったら少しピリッとするところがあり、むしろそれが競走馬として良い方に作用している印象がありますね。手脚は長いですが素早く機敏な動きができる馬ですから、血統のイメージほど長距離に拘らなくても大丈夫そうですよ。昨日こちらを出発しており、ノーザンファームしがらきまで移動する予定です。出発前の馬体重は437kgでした」
無事に北海道を旅立ち、小栗厩舎に入厩済み。半兄ドゥレッツァは2歳9月にデビューしていますが、本馬はこの感じだと11月くらいにデビューできればOKという感じでしょうか。長距離に拘らないということで1,800mくらいでまずはデビューさせる感じでしょうね。苦戦が続くレイデオロ産駒の牝馬ですが進展があれば良いのですが。
シルクディヴェール(牝2/杉山晴)
9/6 在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「現在は坂路調教を週2回行っており、そのうち1回はハロン15秒~16秒で2本登坂し、残りの1回はハロン15秒で1本登坂しています。それ以外の日は周回コース2,500mを軽めのキャンターで乗り込んでいます。体力的にはそれほど心配無い段階まで付いてきたなと感じていますが、まだトモには甘さがあり、前進気勢の強さも相まって調教では前バランスで走ってしまっていますね。スピード一辺倒の馬になってしまうとレースの幅が狭まってしまいますし、調教を積んでも付くべきところに筋肉が付かなくなってしまいますから、今後もなんとか改善できるように努めてまいります。馬体重は430kgです」
8/30 在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「現在は坂路調教を週4回行っており、そのうち3回はハロン15~16秒で2本ずつ登坂しています。残りの1回はハロン16秒で1本登坂しています。元々前進気勢の強い馬とは言え、調教では少し引っ掛かるようなところがあり、まだ気持ちで走ってしまう部分が強いですね。今はトモの甘さも相まって前バランスで走ってしまっていますが、もう少し自分でバランスを取って走れるようになって欲しいですから、今後もしっかりと改善してまいります。馬体重は440kgです」
8/23 在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間はウォーキングマシンでの運動に止めてリフレッシュを図っています。放牧を経た後は体が細くならず、以前よりも食べた物が実になっていますし、放牧の効果をとても感じています。体がしっかりしてきましたから、今後のトレーニングで更に良化を促せればと考えています。馬体重は441kgです」
あれだけ体重管理に苦労していたのですが、放牧を挟んだ後には順調に体重も増加し⬇️
放牧を挟んだ6月以降の体重の伸びが凄いです!
さすがに調教が強まってから若干減らしてはいますが、なんとか430kg台はキープしてもらいたいところ。
ワスカル(牡2/森一誠)
9/6 在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「現在は坂路調教を週5回行っており、そのうち3回はハロン13秒~15秒で2本ずつ登坂し、残りの2回はハロン15秒で1本登坂しています。引き続き順調に乗り込むことができており、このくらいの時計にもしっかり対応してくれています。調教の動きからは芝で走らせてみたいと思う反面、ダートもこなせそうな程のパワーも感じますね。今後もこの馬の良いところを伸ばしてあげられればと考えています。馬体重は528kgです」
8/30 在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「現在は坂路調教を週3回行っており、ハロン13~15秒で全日2本ずつ登坂しています。このペースの調教でもだいぶ動けるようになってきましたし、動きからはパワー型かなという印象を受けています。今後は移動を視野に入れた乗り込みを行っていければと考えており、速めの時計への適応や腹回りの締まり具合等、もう一段階コンディションを上げられるように努めてまいります。馬体重は534kgです」
8/23 在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「現在は坂路調教を週2回行っており、そのうち1回はハロン14秒~15秒で2本登坂し、残りの1回はハロン15秒で1本登坂しています。また、週1回は周回コース2,500mを軽めのキャンターで乗り込んでいます。速めの時計でもだいぶ動けるようになってきましたし、体つきもサラブレッドらしい体型に変わってきました。ただ、まだもう一絞りできそうな印象もありますから、今後もしっかり乗り込んで、9月~10月頃の移動を目標とした方が良いかもしれませんね。馬体重は536kgです」
本来はもう少し早く移動の予定でしたが、ちょっと後ろ倒しになりました。まぁしっかり乗り込んでもらって馬体も絞ってもらいたいのでOK。年内デビューできれば良いと思っていたくらいなので全然問題ありません。堀厩舎のイズムを引き継ぐ森先生にモーリスの良さを引き出してもらいたいですね💡
芝を想定していましたが大きな馬体ということもあり、ダートも視野に入っている様子。大型馬で脚元も考慮してのことかもしれません。
馬体は語る2 [ 治郎丸敬之 ] 価格:2090円 |