前走はデビュー以来初の大敗を喫してしまった出資馬のエースである東サラのレッドシュヴェルト(牡4/尾関)。騎乗したデムーロ騎手からは硬さを指摘されましたが、完全に騎乗ミスだったと思います。デムーロ騎手とは3戦3敗と相性と父とは違って手が合わないのかもしれませんね。そんなレッドシュヴェルトも天栄から美浦に戻って来ました。
2024.10.04 ノーザンファーム天栄 馬体重:493キロ
引き続き坂路で14-13のペースでの調整をおこなっています。動きに力みなどはなく、走りのリズムも良好。乗り込みを重ねてきていますが、背腰は入念にケアしていますので大きなダメージなどは見られません。ここまで良いリズムで乗り進めることができているかと思います。トレセン帰厩はもう少し先となりますので、しっかりとコンディションをキープしながら乗り進めていきます。
2024.10.11 ノーザンファーム天栄→尾関知人厩舎馬体重:496キロ
今週も坂路で14-13のメニューで乗っています。パフォーマンスもだいぶ上向いてきていますし、息の入りも安定していますね。飼葉も安定して食べてくれており、順調に調子の底上げを図ることができています。この後も入念な乗り込みを継続、トレセン帰厩に向けて態勢を整えていきます。
2024.10.16美浦 : 尾関知人厩舎
ゲート練習後、坂路1本。
尾関知人調教師「先週金曜日に帰厩しました。今日は全休日明けということで、ゲート練習と坂路で調整しています。ゲート練習では枠内でソワソワしていたものの、我慢は利いていましたよ。坂路でのフットワークも良かったですね。明日は追い切りをおこなう予定で、次走に向けてしっかり乗り込んでいくつもりです。11月9日(土)東京・奥多摩ステークス(芝1400m)を予定しています」
※11月9日(土)東京10R・奥多摩S(3歳上3勝クラス・芝1400m)を予定。
今回は本来の予定より早くレースの約1ヶ月前に入厩しており、在厩でしっかりと乗り込み、調整を行っています。
前走の大敗の後も特に問題なく天栄で乗り込めていましたし、レース後のダメージも特になかったようで、なおさらデムーロ騎手の馬のせいにするようなコメントが気になります。
今回は3勝を挙げている舞台の東京芝1,400mに戻って来ます!
3勝クラスの壁は高いものがありますし、そう簡単には突破させてくれないですがここは年内ラストの得意舞台だと思うのでなんとか突破してもらいたいところです。
ただこの距離の左回りのレースは選択肢がどうしても限られてしまいますから、できれば右回りも克服してもらいたいですし、父同様にどこかでダートを試してみてもらいたいという思いもあります。