11月9日の奥多摩Sではここからというところで前がカットされ不完全燃焼に終わったレッドシュヴェルト(牡4/尾関)。レース後は尾関先生からも怒りまじりのコメントがあり、ルメール騎手はアンラッキー、ノースペースというコメントもありました。
その後続戦するのか？ただ得意の東京開催が無い中でどうするのか？というところは気になっていましたが、早速次走の予定が出て、しかもルメール騎手の予定まで付けてくれました。
2024.11.14 美浦 : 尾関知人厩舎
角馬場で運動。
尾関知人調教師「今日は角馬場で歩様を確認する程度に乗りました。運動中の脚取りは問題なかったものの、レースで力を出し切れなかった分、フラストレーションが溜まっているのか、時折チャカついていましたね。この後については節で入るかどうかですが、12月15日（日）京都・東山ステークス（芝1400m）をルメール騎手で予定したいと思います。ただ、今日も乗っていてメンタル面がピリピリしている印象だったため、今週末あたりにノーザンファーム天栄へ短期放牧に出すことにしました」
※12月15日（日）京都12R・東山S（3歳上3勝クラス・芝1400m）をC.ルメール騎手で予定。
2024.11.22 ノーザンファーム天栄
馬体重：486キロ
先週の金曜日に入場。日曜日まではウォーキングマシンでの運動で楽をさせて、馬体と疲労の回復具合を確認した上で、今週から騎乗運動を開始しています。現在は周回コースでダクとハッキングを2000mといった内容での調整。脚取りに問題はなく、フットワークにも硬さなどは見られません。次走も決まっていますので、状態面に問題がなければ予定レースから逆算しながら調教負荷を上げていきます。
2024.11.29 ノーザンファーム天栄→尾関知人厩舎
馬体重：487キロ
今週は坂路で14-14のメニューを乗っています。レースを使っている馬らしく動きはしっかりしていますし、背腰の感触も良かったですよ。息遣いも良好で、コンディションについて気になる点はありません。本日（金）の検疫で美浦・尾関知人厩舎へ帰厩しましたが、好状態で送り出すことができたかと思います。
2024.12.04 美浦 : 尾関知人厩舎
角馬場運動後、Bコース1周。
尾関知人調教師「先週土曜日に帰厩しました。今日は運動初日ということで、角馬場とBコースで軽めの調整です。リズム良く走っていましたし、背腰の感触も悪くありませんでした。短期放牧でしたが、しっかりケアしてもらったので脚元や馬体にダメージは見られません。予定通り来週の京都・東山ステークス（芝1400m）にルメール騎手で向かうつもりで、明日（木）追い切りをおこなう予定です」
※12月15日（日）京都12R・東山S（3歳上3勝クラス・芝1400m）をC.ルメール騎手で予定。
2024.12.05美浦 : 尾関知人厩舎
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
尾関知人調教師「今日はウッドにてシュヴェルトが前で受ける形で追い切りました。下ろしがけからリズム良く走っていて道中もコントロールは利いていましたし、仕掛け所の反応も良く、直線でも相手の動きを見る余裕があったように内容も悪くなかったと思います。馬体に硬さは出ていませんし、息遣いも戻るのに時間は掛かりませんでしたよ。来週のレースに向けて、週末、来週と追い切ってコンディションを整えていきます」
ということで来週の東山ステークスに出走予定となっています。
今回は久々の右回りのレース。そして京都も初めてとなります。外回りは約400mの直線になりますが、もちろん東京とは勝手が違いますし、右回りも実際勝利したことがないという点は不安が残ります。ただベストの距離でもありますし、今後を考えても左回りだけにこだわっていたら選択肢も限られるので良い経験になるのではないでしょうか？
前走はもし前がカットされずに追い出せていたら、十分勝ち馬と良い勝負ができていたと思いますし勝っていてもおかしくない手応えでした。
父も本格化まで時間がかかりましたが、父には遅れをとりながらも、年内オープン入りできれば来年が更に楽しみになりますね✨